ラフールは、同社の組織診断ツール「ラフールサーベイ」に、ショートサーベイによる個人結果開示をはじめとした機能を追加した。本機能の追加により、働く個人に焦点を当てた対策を施しやすくなる。
追加した機能の内容は以下のとおり。
個人結果開示
ラフールサーベイの特徴でもある2種類のサーベイ[1]のうち、ショートサーベイにて、個人結果開示をできるようになった。これに伴い、ショートサーベイに限り、管理者側で従業員が回答した結果を閲覧できるようになる。質問ごとの回答結果をはじめ、個人と全社・部署の比較、個人の平均点・前回比などが閲覧でき、従来では見えづらかった個人の悩みや課題を拾いやすくなり、個人ごとに適した対策が施しやすくなる。個人結果は開示・非開示の選択ができ、閲覧可能権限はサーベイ管理者・分析者・分析者(自部署限定)・実施事務従事者・産業医。
CSVダウンロードページ
従来、ディープサーベイおよびショートサーベイの分析画面からCSVダウンロードが可能となっていたが、リアルタイム(同期)処理を行っているため、人数の多い大企業が利用する場合、ダウンロードに数分時間がかかっていた。この時間ロスを解消するため、CSVファイル作成を非同期処理で行い、データ作成後メールにて通知、遷移先のページからCSVダウンロードできるようになった。
権限付与時メール通知
アカウント権限付与の際、付与された人に対してメール通知をする機能を追加[2]。これにより、アカウント権限付与した際の人的な通知や連絡を省くことができる。
注
[1]: 2種類のサーベイ=ショートサーベイ(組織状態の定点観測を簡易的に行うサーベイ)、ディープサーベイ(包括的な現状把握と要因を深堀するサーベイ)
[2]: メール送信対象外=従業員新規登録時、回答者権限付与時、権限解除時