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管理職になりたくない女性は54.9%、尊敬できる女性の管理職がいる人は管理職志望度が高い傾向

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 キャリアデザインセンターは、同社が運営する転職サイト「女の転職type」において、女性のリアルな仕事観を調査するコンテンツ「データで知る『女性と仕事』」の第29回の調査結果をリリースした。調査期間は2021年6月4日~17日で、有効回答数は864名。

 864名に管理職経験について聞いたところ、25.3%(219人)が「管理職経験がある」と回答した。

 年齢別で見てみると、20代では管理職経験があると答えた人が約1割しかいない結果になった。30代では28.9%、40代では32.0%と、3割近くの人が管理職経験があると答えており、年代が上がるにつれて管理職経験がある人が増えている。

 管理職経験があると回答した人に、管理職になってよかった点を聞いたところ、1位は「自身の成長に繋がった」68.0%、2位は「自分の裁量でできる仕事が増えた」46.6%、3位は「給料が上がった」43.8%という結果になった。

 管理職になってよくなかった点を聞いたところ、「責任が重くなった」が55.7%で1位となった。続く2位は「面倒な仕事が増えた」47.0%、3位は「残業時間が増えた」35.2%だった。気持ちの面だけではなく業務量の面も、管理職になってよくなかったと感じるポイントになっていることが分かる。

 管理職になってよかったエピソードとしては、「自分の裁量で仕事ができるようになり、自分の責任で決めた仕様が製品に組み込まれた。その製品が社会の中で利用されることで、社会に貢献できる喜びを知った(30代/エンジニア系/東京)」「部署全体の方向性や会議にも参加できて、仕事のやりがいが増えた(30代/事務・経理・人事系/東京)」などがあった。

 反対によくなかったエピソードとしては、「周囲から仕事をやって当たり前と扱われる。当たり前だけど弱っているとき悲しくなる(40代/事務・経理・人事系/大阪)」「男性が多い中で女性管理職は自分しかおらず、悩みがあっても気軽に相談できる人がいなくなってしまい、精神的に病んでしまった(30代/営業系/福岡)」などがあった。

 先の質問で管理職経験がないと回答した人に、今後管理職になりたいかを聞くと、最も回答が多かったのは「あまりなりたくない」42.9%という結果になった。「頑張ってなりたい」「機会があればなりたい」と答えた、管理職になりたい派が39.1%になるのに対して、「あまりなりたくない」「絶対なりたくない」と答えた、管理職になりたくない派が54.9%と、なりたくない派が上回る結果となった。

 管理職に「頑張ってなりたい」「機会があればなりたい」と答えた人に、なりたい理由を聞いたところ、1位は「自身の成長に繋がる」78.7%だった。次いで2位が「キャリアの幅が広がる」72.2%という結果で、成長意欲の高さがうかがえる。

 対して、管理職に「あまりなりたくない」「絶対になりたくない」と答えた人に、なりたくない理由を聞くと、1位は「責任が重くなる」68.6%、2位は「残業時間が増えそう」50.8%、3位は「自分にできる自信がない」50.3%という結果になった。また、「その他」の回答では「家庭との両立が不安」などの家庭との両立を気にかける声も多くあった。

 さらに、職場に尊敬できる女性の上司(管理職)がいるかを聞いたところ、「いる」と答えた人は27.4%だった。

 職場に尊敬できる女性の上司(管理職)がいるかいないかは、管理職になりたい気持ちに影響があるかを聞くと、「やや影響がある」が31.4%で最も多い回答数となった。

 また、管理職の希望度合別に、尊敬できる上司の有無の割合を見てみると、管理職に「頑張ってなりたい」と答えた人で、「自分の職場に尊敬できる女性の管理職がいる」と答えた人の割合が最も高く、40.0%という結果だった。「機会があればなりたい」や、なりたくない派の人と比較しても高い割合であることから、モデルケースとなる女性の管理職がいることが、管理職になることへの前向きな後押しになることがうかがえる。

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HRzine編集部(エイチアールジンヘンシュウブ)

労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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