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学生の半数以上が新卒一括採用に肯定感も、企業では否定派と肯定派が拮抗―テックオーシャン調べ

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 理系学生採用支援を行うテックオーシャンは、2022年2月14日~3月2日に理系学生(23卒学部生、大学院生)および企業に対してアンケート調査を実施し、その結果を発表した。

 調査の概要は以下のとおり。

学生向けアンケート
  • 調査対象:TECH OFFER登録理系学生(23卒学部生、大学院生)
  • 調査期間:2022年2月17日~23日
  • 有効回答数:568名(男性420名/女性148名)
企業向けアンケート
  • 調査期間:2022年2月14日~3月2日
  • 有効回答数:114社

半数以上の学生が新卒一括採用の継続に肯定感

 「もし採用方式が変わるとしたら不安を感じる」(消極的肯定派)と答えた学生と、「一括採用を継続してほしい」(積極的肯定派)と回答した学生を合わせると、半数以上の学生が新卒一括採用の継続に肯定感を示していることが分かった。採用方式の変化により、就活の対策もこれまでと変わる可能性があることに不安があるように見られるという。

 男女別で見ると、男子学生の方が「一括採用制度はなくてもいい」をはじめ「もし採用方式が変わるとしたら不安を感じる」「一括採用を継続してほしい」の回答割合が高く、女子学生は「分からない」の回答が男子学生の3倍近い割合になった。男子学生は個人の意見がはっきりとしている傾向、一方で女子学生は情勢の様子を見つつ、ある程度柔軟に対応しようとする様子がうかがえる。

Q.「新卒一括採用」という採用方式について、どのように感じますか?
Q.「新卒一括採用」という採用方式について、どのように感じますか?(n=568/単一回答)

企業においては新卒一括採用への肯定・否定が拮抗

 最も多い回答は「新卒一括採用を続けたい」であったものの、新卒一括採用の継続に対して肯定的な回答と否定的な回答はおおよそ半々という結果になった。ただ、「新卒一括採用ではない方が良い」という完全否定派の回答は5%未満であった。なお、「すでに一括採用は行っていない」という回答は1割を超えた。

Q.昨年12月、日本経済団体連合会(経団連)が「新卒一括採用」の見直しを提案する方針である、というニュースがありました。「新卒一括採用」見直しについてどうお考えですか?
Q.昨年12月、日本経済団体連合会(経団連)が「新卒一括採用」の見直しを提案する方針である、というニュースがありました。「新卒一括採用」見直しについてどうお考えですか?(n=114/単一回答)

企業から寄せられた「新卒一括採用」に対する考え方のフリーコメント(自由回答より抜粋)

新卒一括採用を続けたい
  • 通年採用もしているが教育実施の手配が難しいと感じる
  • 採用の負担が増すため。また卒業時期は同じなので、結局ある時期に採用活動を行った方が双方にとって都合が良いと思う
  • 年間スケジュールが立てられるため
  • 知名度の低い企業にとっては、目安となる活動期間が明確な方が採用につながりやすいため
  • 入社する時期はそろっていた方が手続きがしやすいため。
  • キャリア採用は待遇的に難しいため
  • 一番効率的に多数の人材を採用できる手段だから
  • BtoBビジネスを主としており、学生の目に留まりにくい企業であるため

など

新卒一括採用でなくても問題ない
  • 時代に合わせて企業が寄せるべきと感じる
  • 当社は中小企業であり、採用計画に拘らず状況に応じた採用を行っているため
  • 早くに実施する企業があるので、結果関係なく時期が早まり一年中採用を実施しそうな気がするため
  • 通年採用で採用工数の負荷を分散させたい
  • 採用人数がそもそも少ないこともありますが、その時々で必要な人材を採用できる環境があれば一括である必要性は個人的には感じていません
  • 採用実務に節目がないため(2022卒の活動中に2023卒の活動が始まる)
  • 一括採用にこだわりはなく、通年採用で学生の受け皿を広げることも大切だと感じるため

など

新卒一括採用ではない方が良い
  • 必要なタイミングで採用活動を行いたい
  • 外資企業に勝てない
  • 新卒一括採用をなくすことによって、内定辞退の割合が減ると思うため
  • 常に中途採用の求人を出しているため、特にこだわりはない
  • 必要なときに必要な人材をタイムリーに確保するため
すでに一括採用は行っていない
  • 一括採用よりもじっくりと学生を見極められる
  • いい人材が居れば、その都度採用したいため

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HRzine編集部(エイチアールジンヘンシュウブ)

労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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