学情は、2024年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、就職活動に関するインターネットアンケートを実施し、その結果を発表した。
調査の概要と結果は以下のとおり。
- 調査対象:「あさがくナビ2024」へのサイト来訪者
- 調査方法:Web上でのアンケート
- 調査期間:2022年4月25日~4月28日
- 有効回答数:619名
「選考につながるインターンシップがあれば、参加したい」と回答した学生が9割を超える
選考につながるインターンシップについて、「参加したい」と回答した学生が91.1%に上った。多くの学生が、選考と連携しているインターンシップへの参加を希望していることが分かる。「インターンシップで仕事内容や企業の雰囲気を理解した上で、選考に臨めるのであれば、ぜひ積極的に参加したい」「もともと、志望する企業のインターンシップに参加したいと考えているので、インターンシップと選考が連携していると嬉しい」などの声が上がった。
インターンシップで希望する参加日数は「2日~3日間」が47.8%最多。次いで「5日間」22.4%
インターンシップに参加する際に、希望する参加日数は「2日~3日間」が47.8%で最多。次いで「5日間」22.4%が続いた。
なお、同社は今回の調査結果について、次のように分析している。
「学生は複数のインターンシップへの参加を希望する傾向のため、『2日~3日間』や『5日間』が回答を集めたと考えられます。政府は、2025年卒(2024年度卒)の学生から、『5日間以上』で、かつ半分以上を就業体験が占めるインターンシップを対象に、インターンシップでの評価を利用解禁する方向で検討しています。インターンシップと選考が連携されるようになれば、連携の対象となる『5日間以上』のインターンシップに参加を希望する学生の割合はより増えると想定されます」(学情)
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