SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

HRzine Day(エイチアールジン・デイ)は、人が活き会社が成長する人事のWebマガジン「HRzine」が主催するイベントです。毎回、人事の重要課題を1つテーマに設定し、識者やエキスパードが持つ知見・経験を、参加者のみなさんと共有しています。

直近開催のイベントはこちら!

HRzine×SmartHR 人材・組織活性化フォーラム

2024年12月6日(金)13:00~15:30

主要製品スペック一覧

人事業務の効率・確度・精度を高めるために欠かせないHRテクノロジー。その主な製品の機能を分野ごとに比較できる資料群です。製品検討の参考資料としてご活用ください。

eラーニング・LMS<br>主要製品スペック一覧 2024

eラーニング・LMS
主要製品スペック一覧 2024

その他のスペック一覧

人事労務管理システム<br>主要製品スペック一覧 2023

人事労務管理システム
主要製品スペック一覧 2023

タレントマネジメントシステム<br>主要製品スペック一覧 2023

タレントマネジメントシステム
主要製品スペック一覧 2023

HRzineニュース

約6割の人事・採用担当者が「ピープルアナリティクス」を知らないと回答、約半数の企業が導入なし―アッテル調べ

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena

 アッテルは、「日本企業のピープルアナリティクス現状アンケート調査2022」を実施し、その結果を発表した。なお、ピープルアナリティクスとは、社員の人事・行動データを収集・分析して、人事業務の意思決定に活用する技術のこと。

 調査の概要と結果は以下のとおり。

  • 対象:人事・採用担当者300人
  • 方法:インターネット
  • 期間:2022年5月12日~5月13日

人事・採用担当者でピープルアナリティクスを知っている人は昨年とほぼ変わらず36.7%のみ。約半数の企業が、ピープルアナリティクスは全く導入されていないと回答

 「ピープルアナリティクス」という言葉と意味を知っているかと聞いたところ、「はい」と答えた人事・採用担当者は36.7%、「いいえ」が63.3%と、知らない人が半数を超える結果となり、62.3%が知らないと答えた昨年の調査とほぼ同じ結果となった。

グラフ1
[画像クリックで拡大表示]

 「ピープルアナリティクスはどのステップまで取り入れられているか」という質問には、55.7%が「全く導入されていない」と回答。導入している会社でも「データの蓄積・可視化ができている」が17.3%と最も多く、データを集めているだけで終わってしまっている会社が多いことも分かった。

グラフ2
[画像クリックで拡大表示]

 また、「人事は感覚的に行われていると思うか」という質問に対しては、55.3%が「はい」と回答。昨年の66%より多少減少したものの、まだ日本企業の多くが勘や経験に基づく意思決定に頼っていることが明らかになった。

グラフ3
[画像クリックで拡大表示]

人事・採用データを定量的に分析していると回答したのはほぼ半数。しかし、成果につながっていない企業が6割超え

 ピープルアナリティクスを知らない、または導入していないと回答した担当者が多い一方で、「人事・採用データを定量的な視点で分析しているか」という質問には、「はい」が50.7%と半数以上がデータ分析をしていると回答した。

グラフ4
[画像クリックで拡大表示]

 「分析したデータを何に役立てているか」聞いたところ、「採用」が75%、「適正評価」が64.5%、「適正配置」が63.8%と続いた。同社はこの結果について、「昨年はどの回答も3割以内だったため、様々な場面で役立てようとしている企業が増えたといえそうだ」と述べている。

グラフ5
[画像クリックで拡大表示]

 しかし、「活躍する人材、退職しやすい人材の傾向を定量的に把握し、打ち手に繋げているか」という質問には、67%が「打ち手に繋がっていない」と答えており、昨年の74%からは多少減ったものの、データの分析がうまくいっていない、結果につながっていない企業が多いことが分かる。

グラフ6
[画像クリックで拡大表示]

ピープルアナリティクスを有効に活用するためには“適性検査”が重要だと考える担当者が半数以上

 ピープルアナリティクスが全く導入されていないと回答した167人に、「今後ピープルアナリティクスの考え方や仕組みを導入したいと思うか」聞いたところ、「はい」が26.9%と一定数はいたものの、「わからない」と回答した人が最も多く55.7%を占めた。

グラフ7
[画像クリックで拡大表示]

 しかし、全員に「ピープルアナリティクスを有効に進めるために適性検査は重要だと思うか」と聞いたところ、半数以上の52.7%が「はい」と回答。採用や配置において適性検査が重要な役割を担っていることを理解し、正しく導入・分析したいと思っている人が多いことも分かった。

グラフ8
[画像クリックで拡大表示]

【関連記事】
ピープルアナリティクスを知っている人事担当者は38%―アッテル
社員の自律性を育成する人材マネジメントシステムを6月発売、目標と人事データの紐づけも可能―カシオ計算機
HRBrainとfreee人事労務のデータ連携を開始、従業員情報の自動更新が可能に―freee

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena
関連リンク
HRzineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

HRzine編集部(エイチアールジンヘンシュウブ)

労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事をシェア

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena
HRzine
https://hrzine.jp/article/detail/4116 2022/06/28 18:05

Special Contents

AD

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

HRzine Day(エイチアールジン・デイ)は、人が活き会社が成長する人事のWebマガジン「HRzine」が主催するイベントです。毎回、人事の重要課題を1つテーマに設定し、識者やエキスパードが持つ知見・経験を、参加者のみなさんと共有しています。

2024年12月6日(金)13:00~15:30

イベントカレンダーを見る

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング