ディスコは、2024年3月卒業予定の大学3年生(理系は大学院修士課程1年生含む)を対象に、11月後半時点での就職意識や就活準備状況について調査し、その結果を発表した。
調査の概要と結果は以下のとおり。
- 回答者数:1040人(文系男子287人、文系女子336人、理系男子282人、理系女子135人)
- 調査方法:インターネット調査
- 調査期間:2022年11月15日~22日
- サンプリング:キャリタス就活2024学生モニター
就職戦線の見方
先輩たちより「厳しくなる」が56.3%だった。前年調査に比べ約5ポイント増加した。
11月後半時点での志望業界
1位「インターネットサービス」、2位「情報処理・ソフトウエア」となり、IT関連が上位を占めた。
インターンシップなどの参加状況
モニターの9割が「参加経験あり」と回答した。平均8.7社に参加したうち、就職したいと思った企業は2.6社となった。
また、参加者の8割超が参加後のフォローを経験。フォローによって志望度が上がった学生は6割強だった。
今後のインターンシップなどへの参加予定
全体の9割近くが参加の意向を示した。参加したい時期は「12月」が最多となった。
コロナ禍での大学生活の感じ方
コロナ禍の影響で「満足な大学生活が送れていない」と回答した人が7割以上(71.7%)だった。自己PRやガクチカ(学生時代に力を入れたこと)の内容に「困ると思う」割合が増加し、過半数(52.0%)となった。
なお、同調査の全結果データは、ディスコのWebサイトから確認できる。
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