日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)は、9月末に公開したサイト「人的資本経営の探究」にて、人的資本経営や開示に関わる専門家3名による「エキスパート解説」を公開した。
人的資本経営の探究では、岩本隆氏(慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任教授)監修の、人的資本経営・開示を推進する上で必要な情報が分かる「人的資本Q&A」を中心に、記事やコラム、人的資本を可視化し開示する際に役立つアセスメント、従業員の力を引き出し企業価値を向上していく上で役立つ教育・研修ツールの情報を掲載している。
今回公開したエキスパート解説では、人的資本経営や開示の戦略・施策を進める上で役立つ考え方やアイデアを、人事・人材開発の専門家たちが解説。ダイバーシティを専門とし経産省「人的資本経営の実現に向けた検討会」委員を務める早稲田大学教授の谷口真美氏、キャリアプラトー研究者の山本寛氏(青山学院大学教授)、プロティアン・キャリア研究者の田中研之輔氏(法政大学教授)の3名が、それぞれ専門分野の視点で語っている。
サイトの構成は以下のとおり。
- ポイントがすぐにつかめる「人的資本Q&A」<基本編><経営編><開示編>
- 専門家・実務家による「エキスパート解説」
- 基本知識や問題解決の視点を提供する「コラム」
- 人的資本経営と情報開示のポイントをまとめた「ホワイトペーパー」の無料ダウンロード
- その他、実践のお役に立つ「各種支援サービス」紹介など
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