ディスコは、2024年3月卒業予定の大学3年生(理系は大学院修士課程1年生含む)を対象に、就活解禁を2ヵ月後に控えた1月1日時点での就職意識および就職活動の準備状況などを調査し、その結果を発表した。
調査の概要と結果は以下のとおり。
- 回答者数:1028人(文系男子288人、文系女子327人、理系男子279人、理系女子134人)
- 調査方法:インターネット調査法
- 調査期間:2023年1月1日~6日
- サンプリング:キャリタス就活2024学生モニター
現在の志望業界
志望業界1位は「インターネットサービス」、2位は「情報処理・ソフトウエア」で、IT人気が続いている。
就職先企業を選ぶ際に重視する点
文系・理系ともに、1位「給与・待遇が良い」、2位「将来性がある」となった。
また、仕事を通して成長できることが「企業選びに影響する」が9割超となり、成長できる条件は「良き手本となる上司や、良きライバルとなる同僚がいる企業」が最多だった。
就職活動に関する情報の入手先
就活でのSNS利用が広がり、過半数がLINEの企業採用アカウントに登録(54.8%)している。
インターンシップなど(1日以内のプログラムなど含む)の参加状況と参加後のアプローチ
参加経験がある学生は9割超(92.1%)となり、最も多いのは「1日以内」で約9割(89.1%)に上った。
1月1日時点の本選考受験状況と内定状況
「本選考を受けた」が51.1%で、前年同期(49.2%)よりさらに上昇し、半数超に。「内定を得た」は14.9%となり、前年同期(13.5%)より1.4ポイント上昇した。
就職活動解禁までの準備の進め方・方針
「早期選考を受けたい」が63.0%、「志望業界・志望企業への理解を深めたい」が51.1%となった。
志望企業との対面での接点
第一志望企業と対面で接触した経験がある学生は、5割超となった。
なお、同調査の全結果データは、同社のWebサイトで確認できる。
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