SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

HRzine Day(エイチアールジン・デイ)は、人が活き会社が成長する人事のWebマガジン「HRzine」が主催するイベントです。毎回、人事の重要課題を1つテーマに設定し、識者やエキスパードが持つ知見・経験を、参加者のみなさんと共有しています。

直近開催のイベントはこちら!

HRzine Day 2024 Winter

2024年2月1日(木)12:00~17:40

主要製品スペック一覧

人事業務の効率・確度・精度を高めるために欠かせないHRテクノロジー。その主な製品の機能を分野ごとに比較できる資料群です。製品検討の参考資料としてご活用ください。

人事労務管理システム<br>主要製品スペック一覧 2023

人事労務管理システム
主要製品スペック一覧 2023

その他のスペック一覧

タレントマネジメントシステム<br>主要製品スペック一覧 2023

タレントマネジメントシステム
主要製品スペック一覧 2023

採用管理システム<br>主要製品スペック一覧 2023

採用管理システム
主要製品スペック一覧 2023

HRzineニュース

Z世代・ミレニアル世代の本音、「仕事に全力で取り組んでいる」は半数以下―LinkedIn調べ

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
  • hatena

 LinkedInは、仕事に関する意識調査を実施し、その結果を発表した。同調査は、就労者が働き方の現状と希望をどのように考えているかを調べることを目的に、日本を含む世界17ヵ国で、18歳以上の就労者約2万3000人を対象に行われ、日本では1026人を対象に調査を行った。

 調査の概要と結果は以下のとおり。

  • 調査期間:2022年12月7日~12日
  • 調査実施国:アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、インド、シンガポール、オランダ、ブラジル、オーストラリア、メキシコ、アイルランド、スペイン、イタリア、日本、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、スウェーデン

ミレニアル世代・Z世代は「仕事に全力で取り組んでいる」が半数を下回る

 「仕事に全力で取り組んでいると感じるか?」という質問に対し、「当てはまる」と回答した人は、全体では53%と半数を超える一方で、世代別に見ると、Z世代と呼ばれる18-24歳は44%、ミレニアル世代とされる25-34歳は40%となった。

 35歳以上では、全ての年代において50%を超えた(35-44歳:53%、45-54歳:54%、55歳以上:60%)のに対し、Z世代・ミレニアル世代は平均数値が顕著に低く、半数を下回った。

「自分の仕事に全力で取り組んでいる」と答えた割合(年代別)<br/>[画像クリックで拡大表示]
「自分の仕事に全力で取り組んでいる」と答えた割合(年代別)
[画像クリックで拡大表示]

 「仕事に全力で取り組まない」と答えた理由について、前問で最も数値が低かった25-34歳では、「仕事以外にもっと優先すべきことがある」が46%で最も多く、次いで「今の賃金では割に合わない」「がんばって働いてもあまり評価されないと感じる」「仕事に対してやる気が起こらない」の3項目がいずれも43%となり、上位を占めた。また、「積極的に社会に貢献できる仕事ではないため」(31%)も、他の世代と比べて多い結果となった。

自分の仕事に全力で取り組んでいるとはいえない理由<br/>[画像クリックで拡大表示]
自分の仕事に全力で取り組んでいるとはいえない理由
[画像クリックで拡大表示]

今年中の転職を考えている割合が高い25-34歳、転職の課題として挙げるのは「専門分野」

 「2023年に転職することを考えているか?」という質問に対し、「考えている」と答えた人は全世代では27%となった。一方、世代別に見ると、35歳以上は全ての年代で30%を下回った(35-44歳:28%、45-54歳:22%、55歳以上:23%)のに対し、18-24歳は33%、25-34歳は40%に上った。

 ここから、Z世代・ミレニアル世代のほうが35歳以上より「2023年中の転職」を考えている人が多く、かつ、25-34歳に至っては、全世代の中でも突出して多い傾向にあることが分かった。

2023年に転職することを考えている割合(年代別)<br/>[画像クリックで拡大表示]
2023年に転職することを考えている割合(年代別)
[画像クリックで拡大表示]

 また、転職を考えていると回答した人に「今の仕事を辞めたい主な理由」を聞いたところ、前問で最も数値が高かった25-34歳では、「もっとお金を稼ぎたい」(37%)、「ワークライフバランスを改善したい」(29%)、「今の仕事では成長の機会がないと感じる」(21%)が多く挙がった。

今の仕事を辞めたい主な理由(25-34歳)<br/>[画像クリックで拡大表示]
今の仕事を辞めたい主な理由(25-34歳)
[画像クリックで拡大表示]

 続いて、「転職やキャリアアップに際して、抱えている課題」に対しては、25-34歳については、「専門分野」と答えた割合が他の年代よりも際立って多い(43%)結果となった。

転職やキャリアアップに際して、あなたが抱えている課題<br/>[画像クリックで拡大表示]
転職やキャリアアップに際して、あなたが抱えている課題
[画像クリックで拡大表示]

 今回の調査結果から、Z世代・ミレニアル世代は、他の世代と比較すると「仕事以外に優先すべきことがある」と考える人の割合が多く、また「今年中の転職」を積極的に考えていることが分かった。

 また、中でも25-34歳のミレニアル世代は、キャリアアップのための自身の課題発見力が高く、専門的な知識やスキルを高めることが重要だと感じている人が多い傾向にあることが明らかになった。

【関連記事】
Z世代に聞いた「ビジネスマナーに対する意識調査」を発表、苦手最多は「電話対応」―manebi
「Z世代の研修」に関する実態調査、21卒の7割以上が満足もコミュニケーションやサポートに不満の声―manebi
Z世代への意識調査、65%がダイバーシティ&インクルージョンをより重要視するように―ReBit

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
  • hatena
関連リンク
HRzineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

HRzine編集部(エイチアールジンヘンシュウブ)

労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事をシェア

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
  • hatena
HRzine
https://hrzine.jp/article/detail/4643 2023/02/10 18:00

Special Contents

AD

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

HRzine Day(エイチアールジン・デイ)は、人が活き会社が成長する人事のWebマガジン「HRzine」が主催するイベントです。毎回、人事の重要課題を1つテーマに設定し、識者やエキスパードが持つ知見・経験を、参加者のみなさんと共有しています。

2024年2月1日(木)12:00~17:40

イベントカレンダーを見る

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング