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HRzineニュース

86.3%が「リスキリング」を受けたいと回答するも、実施企業は2割に満たず―ワークポート調べ

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 ワークポートは、「リスキリング」の認知率や実施率のほか、意欲や必要度などに関する意識調査を実施し、その結果を発表した。

 調査の概要は以下のとおり。

  • 調査対象:同社を利用している全国のビジネスパーソン(20~40代・男女)
  • 有効回答数:563人
  • 調査期間:2023年1月24日~1月31日
  • 調査方法:インターネット調査

 調査の結果については、同社は以下のように述べている。

【リスキリングの認知率】53.5%は「知っている」と回答、前回調査からは24.7ポイント増加

 対象者全員にリスキリングを知っているか聞いたところ、「言葉も意味も知っている」が32.5%、「意味は知らないが言葉を見聞きしたことがある」が21.0%、「全く知らない」が46.5%だった。理解するには至らずとも、「知っている」と答えた人は53.5%と半数を超える結果となった。2021年9月の同調査結果と比較すると24.7ポイント上昇しており、認知は着実に広がりつつあるといえそうだ。

リスキリングの認知率
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【リスキリングの実施率】認知率が上がる一方、71.0%が勤務先では「実施していない」と回答

 次に、現在の勤務先(または直近の勤務先)はリスキリング施策を実施しているか聞いたところ、「はい」と回答した人は13.3%、「わからない」と回答した人は15.6%に対し、「いいえ」と回答した人は71.0%と大多数を占めた。働き手の認知が広がりつつある一方で、実際に取り組む企業はまだまだ少ないことが分かる。

リスキリングの実施率
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 勤務先で「リスキリング施策を実施している」と回答した人に、具体的にどのようなスキルが習得できるかを聞いたところ、現在の業種や職種に関連するスキルのほか、IT系の職種でなくても、「ITスキル」「RPA、Python」など、IT関連スキルを習得できると回答した人が散見された。DX関連のスキルを習得できるという回答も複数あり、DX化推進のためにリスキリングを進めようとする企業もあることが分かった。

【リスキリングに対する意欲】86.3%が実施されたら「受けたい」、自己成長に意欲的な姿勢

 一方で、勤務先では「リスキリング施策を実施していない」と回答した人に、リスキリングが実施される場合受けたいと思うか聞いたところ、「絶対に受けたい」と答えた人が42.5%、「やや受けたい」と答えた人が43.8%となり、86.3%の人がリスキリングを受けたいと考えていることが分かった。

リスキリングに対する意欲
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 リスキリングを「絶対に受けたい」「やや受けたい」と回答した人にその理由を聞いたところ、「スキルアップのため」「自分の市場価値を高めるため」など、リスキリングを自己成長や市場価値向上につなげたいとする意見が多く挙がった。

【リスキリングの必要度】94.1%がキャリア形成にリスキリングは「必要」、転職を視野に入れる人も

 対象者全員に、自身のキャリア形成においてリスキリングは必要だと思うか聞いたところ、「絶対に必要」(46.9%)、「やや必要」(47.2%)とする人は合わせて94.1%となり、「あまり必要ではない」(5.2%)、「全く必要ではない」(0.7%)とする人は合わせて5.9%だった。ほとんどの人が、自身のキャリア形成にリスキリングが必要だと考えているようだ。

リスキリングの必要度
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 リスキリングが必要と回答した人にその理由を聞いたところ、「職種として知識の向上が必要だから」など、現職で活躍の幅を広げることを目指す意見が目立った。一方で、「新しい職種に挑戦したいため」といった転職を視野に入れた意見も多く挙げられた。加えて、「世の中の変化に対応するため」などの声も多く、時代や社会の変化に適応するために自身のスキルのアップデートが必要だと考えている人も少なくないようだ。

【リスキリングに対する期待度】96.4%がキャリアの変化を想定、可能性や選択肢の拡大に期待の声

 また、対象者全員に、もしリスキリングを受ける場合、自身のキャリアはどのくらい変化すると思うか聞いたところ、「かなり変化する」(34.8%)、「やや変化する」(61.6%)は合わせて96.4%となり、「全く変化しない」は3.6%となった。

リスキリングに対する期待度
[画像クリックで拡大表示]

 リスキリングを受けることでキャリアが変化すると回答した人に、具体的にはどのような変化があると思うか聞いたところ、「現在の仕事をより広い視点から見ることができる」「職業選択の幅、キャリアアップの可能性が広がる」など、キャリア形成を必要とする理由と直結するような内容が多く挙がった。

【リスキリング推奨企業に対する印象】93.9%が「魅力的」と回答、企業の姿勢や環境に好感

 最後に、リスキリングを推進している職場は魅力的と感じるか質問したところ、「とても魅力的」(48.3%)、「やや魅力的」(45.6%)とする人は合わせて93.9%となり、「あまり魅力的でない」(5.5%)、「全く魅力的でない」(0.5%)とする人は合わせて6.0%だった。大多数のビジネスパーソンがリスキリングを推進している企業に好感を抱くことが分かった。

リスキリング推奨企業に対する印象
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 リスキリング推奨企業に魅力を感じる理由として、「働きながら自らの価値を高めることができるため」「従業員思いだと思うから」など、成長できる環境があることや、そういった環境を用意する企業の姿勢に魅力を感じるという意見が多く挙げられた。

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HRzine編集部(エイチアールジンヘンシュウブ)

労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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