学情は、2024年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、「セミナー・面接の参加形式」に関して調査を実施し、その結果を発表した。
調査の概要と結果は以下のとおり。
- 調査期間:2023年3月3日~3月8日
- 調査対象:「あさがくナビ2024」へのサイト来訪者
- 有効回答数:350件
- 調査方法:Web上でのアンケート調査
「リアル」のセミナーや面接のほうが、企業理解を深められると回答した学生が6割に迫る
「オンラインとリアルどちらの形式が、企業理解を深められますか?」という質問に対し、「リアル」「どちらかと言えばリアル」と回答した学生が57.2%に上った。「直接社員と話すことで社風を理解できる」「実際に企業に訪問することで、働くイメージが湧いた」「その場で感じたことを質問できる」といった声が寄せられている。
セミナーや面接で「マスク着用」を希望する学生が半数を超える
屋内でも「マスク着脱」が個人に委ねられる3月13日以降、就職活動のセミナーや面接において「マスクを着用したい」と回答した学生が31.4%に上った。「どちらかと言えばマスクを着用したい」21.4%を合わせると、半数以上の学生がマスクの着用を希望していることが分かる。「これまでマスク生活だったので抵抗がある」「就職活動の大切な時期に体調を崩したくないので、感染を予防したい」といった声が寄せられた。
「企業からの案内に従う」は25.7%、「マスクを着用したくない」「どちらかと言えばマスクを着用したくない」は10.0%だった。「マスクを着用したくない」とした学生からは、「マスクがないほうが、表情が分かりやすいと思う」「面接で笑顔を見てもらったほうが、熱意を伝えることができると思う」といった声が上がった。
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