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年下の上司による「丁寧な言葉遣い」は求められていない 「年上の部下へのマネジメント」調査—サイボウズ

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 サイボウズ チームワーク総研は、年下の上司1500人、年上の部下1000人を対象に「年上の部下へのマネジメント」に関する意識調査を行った。

直属の上司が年下の割合、大企業は約30%

 30~50代会社員のうち、「直属の上司が年下」である人は約20%。従業員数2000人以上の大企業では約30%存在することが分かった。今後、年功序列から成果主義へのシフト、定年の延長によるシニア社員の増加などで、上司が年下であるケースはさらに増える可能性があると同社は述べている。

年下の上司と年上の部下のともに76%が「仕事はやりやすい」と回答

 年下の上司に対しては年上の部下との「仕事のやりやすさ」を、年上の部下に対しては年下の上司との「仕事のやりやすさ」を質問したところ、ともに76%が「やりやすい」と回答した。

 「やりやすい」と回答した理由をそれぞれに質問した。年下の上司側の上位3位を見ると、年上の部下は「仕事を任せられる」「相手が聞く耳を持っている」「相手のスキルや経験が十分」となり、仕事への信頼に関わる理由が並んだ。一方、年上の部下側では、年下の上司は「相手に上から目線がない」「相手が聞く耳を持っている」「相手が話しかけやすい雰囲気」という意見が上位となり、接しやすさや相談しやすさに関わる理由が上位となった。

「敬語・丁寧な言葉遣い」は年下の上司が思うほど求められていない

 年上の部下へのマネジメントに必要だと思うことを質問した。年下の上司側の意見で最も多く上がったのは「敬語・丁寧な言葉遣い」41.9%であった一方、年上の部下側では27.7%となった。

 年上の部下側で多かったのは「部下の話を聞く」が43.2%と最多であった。次いで、「適切な判断と意思決定」「部下のミスのフォロー」といった適切な関与に関わる項目が多い。この結果に、年下の上司が「年上の部下に実際にしていること」の回答結果を重ねると、いずれも10%以上の差がみられ、実態が追いついていない様子がうかがえる。

年下の上司「年上の部下の固定化した価値観」に苦労

 年下の上司に対し、「自身が年下の上司で、苦労したこと」を自由回答で聞いたところ、「年上の部下の固定化したやり方・考え方」「年上の部下に気を遣い、伝え方が難しい」「年上の部下と他メンバーとの、関係調整」といった意見があった。

 また、「年上の部下の価値観は、なかなか変わらない」「年上の部下は、所属チームの人間関係において気を遣う」という意見について、年下の上司の過半数が「そう思う」と回答した。

 最後に、年上の部下に関する意見を両者に聞いたところ、年下の上司の回答では「若い人の手本となるべき」80.8%、「所属チームのパフォーマンス発揮の主力となるべき」74.6%、「あれこれ指導しなくても、自走して成果を出すべき」73.2%、「上司に適切な助言やアドバイスをするべき」62.7%といずれの回答も高い割合となった。年上の部下の回答でも同様の傾向が表れている。

 なお、同調査の概要は次のとおり。

  • 調査目的:年功序列型の組織形態が変化する中、年下の上司と年上の部下の関係性を探りマネジメント支援の参考とする。
  • 調査対象(図表1):30~50代会社員(役員、派遣社員、契約社員を除く)3000名
  • 調査対象(図表2-7):部下に年上の正社員がいる30~50代ミドルマネージャー(課長〜部長職相当)1500名 ・上司(課長〜部長職相当)が年下である50代正社員(職位不問)1000名
  • 調査期間:2023年5月24日~29日
  • 調査方法:パネルを活用したインターネット調査

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