ケースメソッド法(ケースメソッド教授法)は、ハーバード・ビジネス・スクールなどのビジネススクールの授業で採用された事例研究法の1つ。実際に起きた事例を教材として、事態に適する最善策を討議して導き出し、問題解決能力の向上を図る。能力開発やリーダー育成に有効な手法として注目されており、社員研修などで実施する企業も増加しているという。
PMI日本支部では、このケースメソッド法の企業導入を支援するために、ケースメソッド法によるPM実践力強化プログラム(ワークショップ)を提供する。
具体的には、ケースメソッド法のワークショップを自社で開催するために必要な2つの人材を育成する。1つは、“自社ケース”の作成ノウハウを持った「ケース作成」人材。もう1つは、研修を推進できる「講師」だ。そのために、プログラムは次の3つから構成されている。
- ケースメソッド【体験コース】
- 講師および講師候補者は、受講生の立場を体験し理解する。ケース作成担当者は、研修の全体像、実施要領を体験する。
- ケースメソッド【ケース作成コース】
- 自社でケースメソッドのワークショップを開催するに際し、必要となる「自社ケース」の作成ノウハウを持った人材を育成する。参加者は、課題として共有可能なプロジェクト例を1つ持参する。
- ケースメソッド【講師育成トレーニングコース】
- 講師候補者に、企業において研修を推進できるよう、講師としての育成ポイントを習得してもらう。
これらのうち、ケースメソッド【体験コース】が、プログラムの第1弾として6月29日(木)に開催される。開催概要は次のとおり。
日時 | 2017年6月29日(水)9:00〜18:30(17:30~18:30は交流会) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
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場所 | PMI日本支部セミナールーム(地図) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
定員 | 24名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
受講料(税込み) |
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PDU受講対象 |
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ITC実践力ポイント | ITコーディネータ資格者には資格更新条件に関する運用ガイドラインに準じ、最大6時間分を取得できる |
その他の詳細はこちらにて確認のこと。
なお、ケースメソッド【ケース作成コース】は、8月23日(水)、ケースメソッド【講師育成トレーニングコース】は9月28日(木)に開催予定となっている。