シキナミは、従業員の勤怠データと離職・休職者データを活用し、個々の従業員の離職リスクを予測する「離職予測AI」のβ版を提供開始した。β版リリースに伴い、先着5社は費用を無料とするキャンペーンを実施中。
同サービスは、メンタルヘルスの問題やハラスメントの兆候を早期に特定。企業が迅速かつ効果的な支援や対策を講じられるようにして、従業員の健康を守り、組織の持続可能性を強化する。
特徴は以下のとおり。
- 遷移の把握
- 「どの段階で」「どの程度悪化したり改善したりしたか」を把握可能。特定の時期に離職・休職リスクが高まる場合、その原因を深く掘り下げることで、離職の根本的な要因を特定しやすくなる。
- 離職者・休職者のグループ化
- 従業員の離職や休職パターンを詳細に分析し、従来の人間の直感では捉えにくい傾向を明らかにする。どのような離職パターンが存在し、どのような対策が最も効果的かを把握できるようにする。
- 最適な施策の実施
- AI分析に基づき、各従業員に合った最適な対策を実施可能。離職・休職リスクが高い従業員を特定してケアを提供する。対策のコストを最小限に抑えつつ、最大の効果を期待できる。
【関連記事】
・上司のコミュニケーションをネガティブに感じた新人は離職意向が高まる傾向—ラーニングエージェンシー調べ
・生成AIを活用した離職防止サービス「Seein.」のβ版をリリース—ストラテジーアンドパートナー
・アフターコロナの健康課題はメンタルヘルスが最多 「離職につながる」と懸念の声も—iCARE調べ