PMI日本支部は、社会(ソーシャル)課題を解決するための手法を学ぶ「ソーシャルPM実践ワークショップ2017」を実施中だ。資格Zineでも、以前ワークショップ内容を紹介している。
ソーシャルPM(プロジェクトマネジメント)には、ソーシャル課題(復興支援、まちづくり、環境問題、医療・福祉など)を解決するために、デザインから実施に至るまで、現場の声を包括的に吸い上げ、仮説立案・実行・検証サイクルをより高速に行うことが求められる。また、利害関係者(ステークホルダー)に対し、地域への価値(ベネフィット)を明らかにするという説明責任を果たしながら、選択と集中を行って投資価値を最適化(ポートフォリオ)する必要がある。
今回のセミナーでは、ソーシャル課題に取り組むために習得すべき「インサイト[1]を引き出す」プロジェクトマネジメント手法を体験するとともに、PMI日本支部が現在開催中の「ソーシャルPM実践ワークショップ2017」の6コースを紹介する。なお、6コースのうち、今年の2月に「ソーシャル・デザイン思考実践」が、4月に「ソーシャル・ベネフィットマネジメント実践」がすでに行われている。
受講対象として想定されているのは次に当てはまる人。
- プロジェクト・マネジャーとしての活躍の場をソーシャル課題の解決に拡げたい人
- ソーシャル活動のプロジェクトマネジメントを改善したい人
- ソーシャル・プロジェクトマネジメントに関心のある人
- プロジェクト・マネジャーとしてコミュニティ活動に携わっている人
セミナーの開催概要は次のとおり。
日時 |
2017年7月1日(土)13:30〜17:30(13:00受付開始) ※17:45〜18:45に希望者は交流会に参加可能 |
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会場 | PMI日本支部 3Fセミナールーム(東京都中央区日本橋) |
講師 | PMI日本支部ソーシャルPM研究会メンバー |
定員 | 25名(定員に達し次第締め切り) |
参加費 | 1000円(当日受付払い) |
申し込み | こちらから |
注
[1]: インサイトとは、マーケティング用語として用いられた場合、生活者の意識や行動を深く掘り下げ、彼らが気づいていない意識を見抜くことを意味する。