京王電鉄は、「京王グループ 健康経営宣言」を2024年3月より制定し、その推進状況を発表した。
直近の取り組みとして、2023年12月には「脳ドックの実施」を導入。50歳と60歳を迎える正社員を対象に、メディカルスキャニングと連携し、無償で受検できる制度を導入した。
また、2024年度からは「健康年齢提供による健康意識の向上」を実施予定。40歳以上の正社員などを対象に、毎年実施している定期健康診断の結果数値を基にした「健康年齢[1]」を算出するという。
注
[1]: 定期健康診断の結果から必要な医療費を予測し、これが何歳に相当するかを評価する統計指標。
その他の取り組みについては、次図のとおり。
同社は、「健康経営優良法人」に2017年〜2024年まで8年連続で認定されている。今後も、社員とその家族が、心身ともに健康であり続ける環境をつくり上げていくと同社は述べている。
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