SmartHRは、同社が運営するクラウド人事労務ソフト「SmartHR」にて、従業員の研修や学習などの育成状況を取りまとめる「学習管理」機能を、5月29日より提供開始した。
学習管理機能では、SmartHR上に動画や資料などの研修コンテンツを作成し、研修を実施できる。従業員の受講状況は研修コースごとに把握が可能。SmartHR上に蓄積されたキャリア志向、エンゲージメント情報、人事評価といったさまざまな従業員データと掛け合わせることで、データに基づいた人材の配置や育成につなげ、組織のタレントマネジメントを促進するという。
同機能の特徴は次のとおり。
研修コースの作成とコンテンツ追加
- オンライン研修のコースを作成できる
- コース内に「スライド」や「動画」形式でコンテンツを追加できる
研修コースの受講
- 管理者が作成した研修コースを配信できる
- 従業員は配信された研修コースを、PCやスマートフォンからオンライン上で受講できる
従業員ごとの受講状況を一覧で表示
- 「スキル管理」機能から、研修情報に絞り込むことで、研修コースの一覧と従業員ごとの受講状況を一覧で表示できる
同機能は今後、コンテンツ拡充や育成状況の検索や絞り込み機能の強化、SmartHRの各種機能との連携強化などのアップデートを予定しているとのことだ。
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