レバレジーズは、同社が運営する新卒向け就活サービス「career ticket」において、26卒の大学生を対象に、就職活動に関する意識調査を実施。今回は「就活の終了タイミング」についての回答をまとめ、発表した。
26卒の約3人に1人が、すでに企業と接触
26卒の大学生を対象に、現在の就活状況を聞いたところ、「イベントやインターンで企業と接触している」と29.9%が回答した。サマーインターンシップ開始前に、イベントや長期インターンシップで企業と接触している学生が、一定数存在することが分かった。
現時点で志望業界は決まっているかという問いに対しては、「決まっている」(48.2%)、「決まっていない」(51.8%)と、回答がほぼ半数に分かれる結果に。興味のある業界は、「メーカー」(42.5%)が最も多く、次いで「商社」(31.3%)、「IT・通信・インターネット」(27.1%)と続いた。
就活終了のタイミングは、「なるべく早く」が最多
いつまでに就職活動を終了したいかと聞いたところ、「なるべく早く」が48.4%で最多となった。近年、就活は早期化・長期化の傾向にあるが、学生自身もスピードを重視していることが分かった。同社は、実際に企業説明や選考に進むと入社後の自分をリアルに想像する機会が増え、自分に合う企業から内定を獲得することの重要度が高まるだろうと述べている。
就活の早期化に対し、ポジティブとネガティブで二極化
就活の早期化に対する意見を聞いたところ、「ポジティブ・どちらかというとポジティブ」(51.0%)と、「ネガティブ・どちらかというとネガティブ」(49.0%)に意見が分かれる結果となった。
就活の早期化に対してポジティブな理由は、「早い段階で内定を獲得して、残りの学生生活を充実させたいから」(59.8%)が最も多く挙げられた。
一方、就活の早期化に対してネガティブな理由では、「学業や部活動、アルバイトとの両立が大変だから」(62.2%)が最も多く、次いで「せかされている感じがするから」(56.4%)と続いた。
なお、同調査の概要は次のとおり。
- 調査対象:「キャリアチケット」に登録している26卒の大学生
- 調査時期:2024年4月26日~5月1日
- 調査方法:Webアンケート調査
- 有効回答者数:351人
- 調査主体:レバレジーズ
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