学情は、2026年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、「就職活動準備」についてアンケートを実施した。
9割の学生が、選考につながるインターンシップがあれば「参加したい」
選考につながるインターンシップに、「参加したい」と回答した学生が96.6%に上った。「インターンシップに参加し、具体的に仕事をイメージできた企業の選考に参加したい」「3年生のうちに内定を得たい」「インターンシップは就職活動を有利に進めるために参加するので、選考に直結すると嬉しい」といった声が寄せられた。
大学1、2年生から情報収集を開始しているのは、4人に1人
インターンシップや就職活動準備に関する情報収集を始めた時期について、「大学1年生」と回答した学生は4.5%。「大学2年生」の20.9%と合わせると、4人に1人は「大学1、2年生」から情報収集をしていることが分かった。
4人に1人は、「3年生のうちに就職活動を終えたい」と回答
就職活動を終えたい時期について、「2025年のゴールデンウイークまで」が20.0%で最多。次いで、「2024年12月末まで」が4.2%、「2025年2月末まで」が3.7%、「2025年3月末まで」が16.1%と続いた。4人に1人は、3年生のうちに就職活動を終えたいと考えている。「大学2年生のときから就職活動準備をしているので、3年生のうちに内定を得たい」「3年生のうちに就職活動を終え、4年生は卒論や社会人になるための準備に時間を使いたい」「希望する業界・企業の選考が早いので、3年生のうちに就職活動を終えるイメージをしている」「インターンシップに参加した企業の中から選考に参加する企業を決め、早期選考で内定を得たい」といった声が寄せられた。
なお、同調査の概要は次のとおり。
調査概要
- 調査期間:2024年4月15日~25日
- 調査機関:学情
- 調査対象:「あさがくナビ2026」へのサイト来訪者
- 有効回答数:963件
- 調査方法:Web上でのアンケート調査
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