組織サーベイを行う2つの目的
SmartHRではさまざまなタイミングでサーベイを実施しています。期初に経営方針や事業進捗を共有する全社キックオフといった全社施策の実施後に理解度や満足度を測ったり、キャリアの志向性を尋ねたりと目的は多種多様です。その中でも継続的に実施しているものとして「組織サーベイ」があります。今回はこの組織サーベイに焦点を当て、実施目的と活用方法を紹介します。
SmartHRが組織サーベイを実施する目的は、大きく2つあります。
目的1:「組織」の課題解決
サーベイにより組織の現状を可視化することで、現在の組織の強みや課題をデータとして示せます。また、データの収集と分析によって、目先の解決しなければならない課題と、組織力向上のための中長期的な課題の両面が明らかになります。
目的2:「個人」の課題解決
継続的に組織サーベイを取得することで、個人のモチベーションやコンディションの変化も捉えられます。回答に変化を感じた場合、まずは人事から声かけを行い、必要に応じて1on1を実施して、回答の背景をヒアリングします。そして、ヒアリングの結果から個人の課題なのか組織の課題なのかを判断し、必要に応じてマネジメントラインにフィードバックしながら課題解決を図ります。
なお、SmartHRでは従業員のサーベイ回答に対する心理的な壁をなくし、率直な回答を集めるため、組織サーベイの結果をバイネーム(個人名ごと)で閲覧できるのは人事の一部のみに制限しています。