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成長企業の6割以上が「研修効果を測定」 7割が取り組むブレンディッドラーニングとは—manebi調べ

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 manebiは、2期以上連続で増収している企業に勤める人事担当者を対象に、増収企業の研修に関する実態調査を実施した。

研修は従業員のパフォーマンス向上に「良い影響」と9割が回答

 研修が従業員のパフォーマンス向上や企業全体の成果に、良い影響をもたらしていると感じるか質問したところ、「非常にそう感じる」が38.7%、「ややそう感じる」が53.2%という結果になった。

採用している研修手法は「eラーニング(必須受講)」が最多

 勤め先で行っている研修を質問したところ、「eラーニング(必須受講)」が73.0%と最も多く、次いで「オンライン集合研修」が71.2%、「集合研修(対面形式)」が70.3%と続いた。

最も効率の良い研修手法、1位は「集合研修(対面形式)」

 前問で「分からない/答えられない」以外を回答した人に、実施している研修の中で効率が最も良いと感じる研修手法を聞くと、「集合研修(対面形式)」が30.6%で最多となり、次いで「eラーニング(必須受講)」が29.6%、「オンライン集合研修」が20.4%と続いた。

研修効果を高めるために実施している取り組み

 社員に対して、研修の効果を高めるために行っていることを質問すると、「研修の明確な目的・目標設定」が57.7%で最も多く、次いで「OJTとOff-JTの組み合わせ」が55.0%と続いた。

研修効果を高めるために今後取り組みたいこと

 研修の効果を高めるために、今後行っていきたいことを質問したところ、「研修の明確な目的・目標設定」が55.0%で最多となり、次いで「OJTとOff-JTを組み合わせた研修設計」が54.1%、「eラーニングと集合研修を効果的に組み合わせた研修設計」が51.4%と続いた。

6割以上が、研修効果の測定を実施

 研修の効果を測定するためにどのような取り組みを行っているか聞いたところ、「社内アンケート調査による理解度や満足度の測定」が61.3%で最も多く、次いで「エンゲージメント向上や離職率の変化測定」が60.4%、「テスト、レポートで評価」が56.8%と続いた。

ブレンディッドラーニングに取り組んでいる企業は7割

 異なる研修手法を組み合わせ、カスタマイズして研修を行う「ブレンディッドラーニング」に取り組んでいるか質問したところ、「はい」が71.2%、「いいえ」が20.7%という結果になった。

ブレンディッドラーニングで特に効果的だった組み合わせ

 前問で「はい」と回答した人に対し、ブレンディッドラーニングで特に効果的だった研修の組み合わせを聞くと、自由記述のコメントでは次の回答が寄せられた。

  • ロジシンとプレゼンの研修
  • 対面研修とeラーニング
  • 社外研修とeラーニング
  • 集合研修とオンライン研修を使っての長期的な研修プログラム
  • ワークショップとは、なんの組み合わせでも良かった感じがした

ブレンディッドラーニングを導入したきっかけ

 さらに、ブレンディッドラーニングを導入したきっかけを質問したところ、「学習効果を高めるため」が63.3%で最も多く、次いで「研修コストの削減のため」が60.8%、「個々の研修ニーズに対応するため」が54.4%と続いた。

研修効果を高めるために「ブレンディッドラーニングは有効」

 研修の効果をさらに高めるためにブレンディッドラーニングの導入は有効であると思うか聞くと、「非常にそう思う」が47.8%、「ややそう思う」が38.7%と、合わせて86.5%が有効に感じていると回答した。

 なお、調査の概要は次のとおり。

  • 調査名称:増収企業の研修に関する実態調査
  • 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー」の企画によるインターネット調査
  • 調査期間:2024年11月19〜20日
  • 有効回答:2期以上連続で増収している企業(従業員100名以上)に勤める人事担当者111名

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