アカルクは、職場のLGBTQ+やSOGIハラスメントに特化した社外相談窓口サービスを新たにリリースした。

同相談窓口は元々、人事制度利用の整備やコンサルティング契約を行っている企業限定の窓口だったという。LGBTQ+やSOGIハラスメントに関しては、カミングアウトやアウティングの問題も関係するため、運用フローの整備や対応者にも適切な知識や対応を学ぶ必要があり、これまでの知見や事例を活かして多くの企業でも利用してもらいたいという思いからサービスとして打ち出すことにしたと同社は述べる。
同サービスの特徴は次のとおり。
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職場で起きるSOGIハラスメントやLGBTQ+の相談に関して、豊富な実績と人事労務の専門的な観点から対応
- LGBTQ+当事者の人以外も相談可能
- 社内制度の申請窓口、相談先としても利用が可能
- 社労士事務所や弁護士事務所(社内窓口)との連携も可能
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柔軟な相談方法や相談内容にあった対応
- メール、電話、オンライン、対面など、自分にあった相談方法が選べる
- メール相談は24時間対応しており、業務時間外にも相談が可能
- 相談内容によっては複数人での相談対応も可能
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設置だけで終わらない、運用面や施策の徹底サポート
- 相談概要と対応内容に関するレポートを月末に発行(本人の同意の範囲)
- 社内相談対応者向けの研修やeラーニングでスキル向上のフォローを実施
- 今後の社内推進施策やガイドラインの作成、制度の見直しなども提案
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