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約9割の就活生が採用ホスピタリティを「重視」 企業のホスピタリティで約8割が志望度に変化—みん就調べ

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 みん就は、選考フェーズにおいて、就活生が企業から受ける対応やおもてし=企業による「採用ホスピタリティ」が就活生の意思決定に与える影響、および就活生の口コミサイトの活用状況について、実態調査を実施した。

約8割の就活生が採用ホスピタリティによって志望度が変化

 採用ホスピタリティによって志望度が「大きく上がった」と回答した就活生は27.3%、「少し上がった」は52.6%となり、合計79.9%がポジティブな変化を経験していることが明らかになった。一方、「少し下がった」が2.4%、「大きく下がった」が0.2%となり、ネガティブな対応も志望度低下に影響を与えていることが分かる。

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就活生の心をつかんだ対応

 就活生が企業の対応で「うれしかったこと」として最も多く挙げられたのは「受付や社員の方が笑顔で迎えてくれた」が41.1%だった。次いで、「採用担当者や社員が気さくに話しかけてくれた」が/31.4%で、選考中の温かい雰囲気作りが就活生の満足度を高める要因となっていることがうかがえる。

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 具体的なエピソードでは、「廊下ですれ違った社員の方が、あいさつをしてくれた」「ブースの前を通ったら、笑顔で話しかけてくれた」といった積極的な声かけや、「就活がんばってって言ってくれた」「プライベートなことなどフランクに聞いていただいた」といった就活生への寄り添いが、好印象につながっていることが示された。

就活生が残念に感じた対応

 一方で、「残念に感じたこと」としては、「会場案内や説明が不十分で迷った」が22.9%で最多となった。また、「受付や社員の態度が冷たかった」が17.4%、「選考スケジュールの連絡が遅かった」が17.4%と続き、基本的な対応や情報提供の質が就活生の不満につながっていることが示された。

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 自由記述からは、「声が小さくて聞き取りづらかった」「サイレントで面接結果を言わない」といったコミュニケーション不足や、連絡の遅延に対する不満が多く見受けられた。また、「圧迫面接」「社員同士の声が大きい」など、会場での態度や配慮の欠如も残念な印象を与える要因となっていることが明らかになった。

約9割の就活生が採用ホスピタリティを「重視」

 採用ホスピタリティについて、「非常に重視する」と回答した就活生は36.0%、「やや重視する」は52.1%となり、合わせて88.1%が採用ホスピタリティを重視していることが分かった。

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約3割の就活生が採用ホスピタリティ・対応をSNSや口コミサイトに共有

 企業の対応について、ほかの就活生と話したり、SNSや口コミサイトに投稿したりしたことがあるか聞いたところ、「よくある」と回答した就活生は9.7%、「たまにある」は23.1%となり、合わせて32.7%が自身の体験を共有していることが分かった。

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就活生の約86%が口コミ情報を参考する

 就活生が書いた口コミを「よく参考にする」が36.2%、「たまに参考にする」が49.9%と、合わせて86.1%に上り、多くの学生が口コミサイトを情報源として活用していることが示された。

 さらに、実際に口コミを見て志望度が「変わったことがある」と就活生の43.0%が回答した。志望度が変化する理由としては、「生の声は大事だと思う」や「現場の意見が一番信頼できる」といった声が多く聞かれ、企業が公開している情報だけでは分からない実態や社員のリアルな声を重視する傾向が強く見られる。特に、「労働環境についてマイナスな口コミがあると志望度が大きく下がる」という回答のように、労働環境の悪さや企業の不誠実さに関するネガティブな口コミは、志望度を下げる大きな要因になっているという。

 一方で、口コミを見ても志望度が変わらないと回答した就活生も多く、「ただ参考にはします」「一意見だから」などのように、口コミをあくまで参考情報の1つとして捉え、うのみにしない慎重な姿勢を見せている。また、「企業に勤めている人本人からの話を参考にしている」「行ってみないと分からないから」といった声からは、説明会やインターンシップ、社員との交流など、より直接的な情報源を重視する傾向がうかがえた。

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 なお、調査の概要は次のとおり。

  • 調査期日:2025年4月20日
  • 調査対象:2027~2029年卒業予定の就活生
  • 調査方法:就活イベント会場におけるアンケート調査
  • 有効回答数:1201件
  • 調査実施主体:2027~2029年卒業予定の就活生
  • 出典:みん就

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労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

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