全国から5人のハピカンキャプテンが勢ぞろい!“仲間とつくるハピネスと感動”を語る
1日を締めくくるのは、全国の丸亀製麺でハピカンを体現するハピカンキャプテンのトークセッションだ。垂水店の原佳奈子氏、君津店の竪石清香氏、広島東雲店の伊澤智氏、酒田店の佐藤ようこ氏、春日井西山町店の山本洋子氏の5名が登壇し、それぞれの経験を語った。
まず問われたのは、「ハピネスと向き合う中で、仲間の心のスイッチが入ったなと感じた取り組み」だ。竪石氏が重視しているのは、「その人にあった役割を任せること」だという。面談を通じて適性を見極め、役割を任せ、その責任に対する頑張りを認めることで、スタッフの主体性が大きく変わっていったと振り返った。
また、「仲間の行動でお客さまの感動につながったエピソード」では、垂水店で毎年大晦日に実施しているメッセージカード企画を原氏が紹介。全スタッフで約600枚のカードを書き、大晦日に訪れた顧客へ感謝を伝えているという。
「国籍や母国語関係なく、みんながお客さまのことを考えながら一生懸命書いてくれています。これがきっかけで、スタッフ全員でなにかに取り組む文化が生まれました」(原氏)
伊澤氏も、子どもの日に開催したじゃんけん大会を紹介した。スタッフの発案で実現したこのイベントは、子どもには必ずグーを出し、大人とは本気で勝負するという。店舗には笑顔が溢れ、「大人が本気でじゃんけんしている姿が印象的だった」と伊澤氏は語った。
「自分がハピカンキャプテンに選ばれた理由」というテーマでは、佐藤氏が「できることもできないこともあったからこそ、仲間と一緒に成長できた」と振り返る。「完璧なリーダーではないからこそ、PSといっしょに泣いていっしょに笑った」と述べる佐藤氏は、その時間があったからこそ、PSが「あれをやってみたい」「これもやってみたい」と意見を言いやすい雰囲気につながったのではないかと語った。
また、山本氏は「お店が大好き」という想いが原動力だったと笑顔を見せる。
「お客さまに囲まれるのが楽しくて、丸亀製麺が大好きになりました。そのうち、どうしたらもっとお客さまがきてくれるんだろうと常に考えるようになって、そういう自分を上司が見てくれたのだと思います。今でも、自分が誰よりも笑顔で接客していますし、それが仲間にも伝わっているのだと思います」(山本氏)
最後は、「どうしても今日、皆さんとやりたい」という原氏の合図で、会場に「わっしょい!」と掛け声が響いた。会場全員が拳を突き上げ、大きな盛り上がりを見せた。
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今回印象的だったのは、「仲間を大切にしたい」「顧客をもっと喜ばせたい」という現場の想いが、店舗を動かし、最終的には成果へと結び付く事例がすでに多数生まれていたことである。
粟田氏は「時代に逆行する」と述べていたハピカン経営だが、従業員の幸せを起点に会社が成長する姿は、人的資本経営を推進する多くの企業にとって学びとなるだろう。


