最新資格CCNA Cyber Opsほかセキュリティ/ネットワーク人材育成の手厚いコンテンツを紹介、2020年オリパラへの取り組みも――シスコシステムズ 岡 邦子氏・石丸美里氏
IT人材ラボ初の主催イベント「IT人材ラボ Day」が2月16日、東京・目黒のホテル雅叙園東京において開催された。テーマは「エンジニア育成をエンジニアリングする〜優秀な人材をいかにして生み出すか〜」で合計5つのセッションが行われた。本稿ではその中から、シスコシステムズにおけるエンジニア育成の取り組みを紹介したセッションの模様をお届けする。スピーカーは、シスコシステムズ合同会社 トレーニングビジネスデベロップメント 岡 邦子氏と、同社マーケティング本部 東京2020オリンピック・パラリンピック マーケティング担当 石丸美里氏だ。
25年の歴史を持つエンジニア必携の認定資格
1984年に米国でスタートしたシスコシステムズ(以下、シスコ)は、ネットワークの根幹となるルーターやスイッチの機器販売だけでなく、テレビ会議やIP電話、Web会議システムなど、様々な製品カテゴリーにおいてシェアNo.1を誇っているという。
そんなシスコでは、ネットワーク機器ベンダーとして製品やソリューション、サービスの提供のみならず、ITエンジニア育成に向けて、認定資格を中心とした教育プログラムを展開している。
「製品の販売とともにサービスの導入や構築を支援する中で、シスコとして製品のスペックやサービスの内容は保証できても、エンジニアのクオリティを保証できるものがありませんでした。『シスコの製品を使って、すごくいいサービスを提案できますよ』と言っても、エンジニアのクオリティを保証できなければ、サービスの保証にはつながりません。そこで人材の保証もしようと、1993年よりエキスパートレベルの認定資格『CCIE』の提供をスタートしました」(岡氏)
シスコが提供する教育サービスは、大きく以下の4つに分けることができる。
- エンジニア向け:シスコ技術者認定・関連トレーニング
- パートナー(代理店)向け:認定・関連トレーニング
- 製品、テクノロジートレーニング
- 教育団体向けトレーニング
これらをチャートで表すと次の図になる。
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トレーニングは、シスコが直接提供するほかに、ネットワーキングアカデミーなど3つの形態で提供されている。
「ネットワーキングアカデミー」は教育団体向けのトレーニングで、教育機関を通じて提供されている。ただし、一部はオンライン提供でのセルフスタディもある。
「オンラインセルフスタディ」は、シスコオンラインストアでコンテンツを購入して学習するeラーニングプログラム。日本語訳されているものがあるが、英語のみのものもある。
「認定ラーニングパートナー」はスクール形式のトレーニングだ。日本語で勉強したいときには有力な選択肢になる。シスコ技術者認定、パートナー認定、テクノロジーなどの講座をスクール形式で提供している認定ラーニングパートナーは、現在7社ある。
「シスコで教育プログラムの展開を始めて25年経ちますが、今では180か国以上で開催し、すでにグローバルで延べ300万人を超える認定者を輩出しています」(岡氏)
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野本 纏花(ノモト マドカ)
フリーライター。IT系企業のマーケティング担当を経て2010年8月からMarkeZine(翔泳社)にてライター業を開始。2011年1月からWriting&Marketing Company 518Lab(コトバラボ)として独立。共著に『ひとつ上のFacebookマネジメント術~情報収集・人脈づくり・セルフブランディ...
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