フリーは、全国の新卒入社1~3年目の若手従業員男女663名を対象に、AI活用とキャリア観に関する調査を実施。その結果を公開した。労働力不足の解消や生産性向上を目的とした企業のAI導入が加速する一方で、その担い手となる若手従業員が考えるAI活用とキャリア観は、いまだ十分には把握されていないとし、調査を実施したという。
同社は調査結果について、以下のように述べている。
若手従業員の6割以上が週に複数回以上は業務でAIを活用している
「現在、業務においてAI(ChatGPT, Claude, Geminiなど)をどの程度活用していますか?」という質問に対し、「毎日欠かさず活用している」人が26.4%、「週に数回程度活用している」人が34.1%となり、6割以上が週に複数回以上は業務でAIを活用していることが分かった。
活用用途としては、AIが得意とする文章・資料作成の領域と相談相手としての活用が多い
上述の質問で「毎日欠かさず活用している」「週に数回程度活用している」「月に数回程度活用している」と回答した450名に「AIをどのような用途で使っていますか?」と質問したところ、「文章の作成・要約・校正」が249名、「資料作成の構成案・下書き作成」が205名、「アイデア出し・壁打ち(相談相手)」が193名と、AIが得意とする文章・資料作成の領域と相談相手としての活用が積極的に進んでいることが分かった。
若手従業員の7割近くがAIを使いこなせるかどうかが5年後の自身のキャリアに関係してくると感じている
AIを使いこなせるかどうかで、5年後の年収や市場価値に差が出ると「非常に強く感じる」「やや感じる」と回答した方は69.8%となり、7割近くがAIを使いこなせるかどうかが自身の今後のキャリアに関係してくると感じていることが分かった。
若手従業員の74.5%が「AIを積極的に活用・推奨している企業」への転職に魅力を感じる
「『AIを積極的に活用・推奨している企業』への転職に魅力を感じますか?」という質問に対し、48.7%が「やや魅力を感じる(検討材料の一つになる)」、25.8%が「非常に魅力を感じる(転職の決め手になる)」と回答し、75%近くの若手従業員が「AIを積極的に活用・推奨している企業」への転職に魅力を感じることが分かった。
半数近くの若手従業員が、「今後に転職を検討する際に『AI活用を推奨している企業』を条件に入れる」と回答
「今後転職を検討する際に『AI活用を推奨している企業』を条件に入れますか?」という質問に対し、半数近くの45.2%が「はい」と回答したことが分かった。
若手従業員にとって、AIを積極的に活用していない企業の場合は転職意欲が高まる
「勤務先のAI活用状況が不十分な場合、転職を検討する理由に入れますか?」という質問に対し、「決定的な理由になる」「大きな理由の一つになる」と回答したのは46.0%、「少しは影響する」を含めると77.1%という回答結果になり、AIを積極的に活用していない企業の場合、若手従業員の転職意欲が高まることが分かった。
調査概要
- 調査期間:2026年3月13日~2026年3月15日
- 調査方法:Webアンケート方式
- 調査対象:全国の新卒入社1~3年目の若手従業員男女(22歳~26歳)
- 回答者数:663名
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