学情は、20代の仕事観や働く意識をひも解くため、転職希望者が重視する情報についてインターネットアンケートを実施。企業にも同じ質問をして認識に差がないかを調査した。
求職者が重視する求人情報は、求職者も企業も「仕事内容」がトップ
20代の転職希望者に、求人情報を見る際に重視する情報は何かを尋ねたところ、「業種・職種・仕事内容」(75.8%)が突出した。次いで「休日・休暇」(38.2%)、「給与・待遇(福利厚生・手当を含む)」(35.5%)が続いた。企業にも、求職者がどのような情報を重視していると思うかを聞いたところ、1位は「業種・職種・仕事内容」(64.8%)、2位「給与・待遇」(54.4%)、3位「休日・休暇」(42.0%)の順で、求職者とは2位と3位が入れ替わった。
特に「給与・待遇」は20ポイント近い差があり、求職者の意識と企業側の認識の違いが大きいことが分かる。「会社や部署の雰囲気・職場環境、メンバーの人柄」も、求職者9.1%に対し、企業は30.6%と開きが目立つ。求人情報を見る段階では、求職者は給与や社風について企業が考えるほどには重きを置いていないようだ。
選考過程で重視する情報は求職者と企業で大きく食い違う
20代求職者に面接・選考過程で志望度が高まる情報は何かを聞くと、「業種・職種・仕事内容」(55.9%)、「休日・休暇」(34.4%)、「給与・待遇(福利厚生・手当を含む)」(30.6%)がトップ3であった。一方、企業に求職者が選考過程で志望度を高める情報についての認識を問うと、「会社や部署の雰囲気・職場環境、メンバーの人柄」(47.3%)、「入社後のキャリアイメージ、キャリアビジョン」(46.3%)、「給与・待遇」(31.7%)の順であった。
また、20代求職者が入社先を決める際に重視する情報は、「業種・職種・仕事内容」(53.2%)がトップで、「休日・休暇」(38.7%)、「給与・待遇(福利厚生・手当を含む)」(36.6%)が続く。企業にも同質問をしたところ、「給与・待遇」(65.1%)がトップで、「業種・職種・仕事内容」(34.5%)、「会社や部署の雰囲気・職場環境、メンバーの人柄」(33.5%)の順であった。
入社先を決める際の情報でも、求職者が「仕事内容」を最重視しているのに対し、「給与」と考えている企業が多く、食い違いが明らかになった。
なお、同調査の概要は次のとおり。
- 調査対象:20代就職・転職希望者(20代専門転職サイト「Re就活」のサイト来訪者)および全国の企業・団体
- 調査期間:求職者2026年8月6~23日、企業・団体2026年8月3~14日
- 有効回答数:求職者186件、企業・団体281件
- 調査機関:株式会社学情
- 調査方法:Web上でのアンケート調査
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