国内で働く外国人IT人材は、日本人IT人材不足を背景に近年増加傾向にあり、平成26年では3.2万人。政府の日本再興戦略においても、高度外国人材の受け入れ要件が緩和されるとともに、高度外国人材受入環境の整備などを求めている。
一方で、外国人が日本国内や日本企業で働くときに障害となるのが日本語。外国人がビジネス日本語を学ぶ研修では、敬語をメインに学ぶケースが多いというが、IT業界では比較的カジュアルな会話も多く、また、エンジニアは社外より社内メンバーとの会話が多いため、敬語の習熟は必須ではない。シェアウィズでは、こうしたITビジネス日本語に特化した教材が必要と考え、同講座の提供を開始すると述べている。