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資格Zineニュース

IoT検定制度委員会、IoT検定レベル1試験の受験申し込みを受付開始、試験の詳細やベータ試験の結果も公開

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 IoT(Internet of Things)はモノのインターネットと呼ばれ、あらゆる場所に置かれたセンサー付きのモノからインターネット経由でデータを集め、活用する技術。日常生活から産業界まで、幅広い普及が期待されている。

 IoT検定は、IoTに関わる知識やスキルを可視化して、IoTをいっそう普及させることを目的として設置。今回、詳細が発表され、受験申し込みの受け付けが開始されたIoT検定レベル1試験プロフェッショナル・コーディネータは、そのエントリーレベルの試験となる。

 同試験の詳細と出題範囲は次表のとおり。

IoT検定レベル1試験プロフェッショナル・コーディネータの詳細
正式名称 IoT検定レベル1試験プロフェッショナル・コーディネータ
試験方法 CBT 四肢択一
試験時間 60分
出題総数 70問
評価方法 合否(60%以上の正解で合格)
認定方法 合格者にはプロフェッショナル・コーディネータ認定証を発行
受験料金 1万800円(税込み)
出題範囲
カテゴリ 項目
戦略とマネジメント ・企画推進・戦略立案のための基礎知識
・プロジェクトマネジメントに関する知識
・人材育成と企業間連携に関する知識
産業システムと標準化 ・産業システム・スマート製品に関する知識
・世界各国におけるIoT推進プロジェクトに関する知識
・IoT関連の標準化に関する知識
法律 ・通信関連の法律に関する知識
・製品の製造および使用に関連する法律に関する知識
・オープンソースのライセンスおよび知的財産に関する知識
ネットワーク ・データ送信プロトコルに関する知識
・WAN(広域エリアネットワーク)に関する知識
・LANおよびPAN(Personal Area Network)に関する知識
IoTデバイス ・小型制御装置に関する知識
・電子工学に関する知識
・センサ技術に関する知識
・IoTにおけるスマートフォン活用に関する知識
IoTプラットフォーム ・クラウド環境利用に関する知識
・分散処理システム利用に関する知識
データ分析 ・データベースに関する知識
・機械学習および人工知能に関する知識
セキュリティ ・暗号化に関する知識
・攻撃対策に関する知識
・認証技術に関する知識
・システムの監視・運用に関する知識

 試験会場は、次の2会場から選択する。

  • 東京/代々木
  • 大阪/心斎橋

 申し込みはこちらのサイトから。合格者には受験月の翌月、合格証が発行される。

ベータ試験の結果

 今年4月上旬から中旬にかけて実施されたIoT検定レベル1ベータ試験の結果については、以下のように報告されている。

受験者層

受験者層
IoT検定制度委員会のプレスリリース「IoT検定レベル1試験、5月11日より申込み受付と本試験開始!:合格でプロフェッショナル・コーディネータに認定 ~IoTにかかわるすべての人にIoT検定~」より転載

受験理由

受験理由 順位
自己研鑽、自分の能力を試すため 1位
自分の担当業務遂行に資するため 2位
上司や人事担当者など周囲の人から勧められたため 3位
資格として魅力的であったため
人材育成のための情報収集 5位
これから求められる知識を把握するため
どんな問題を出すのか興味がわいたため

重要性が高いと思われる分野、出題が難しいと感じた分野

出題項目 重要性が高い 難易度が高い
戦略とマネジメント 1位 8位
産業システムと標準化 2位 5位
IoTデバイス 3位 3位
IoTプラットフォーム 4位 7位
データ分析 5位 2位
セキュリティ 6位 4位
ネットワーク 7位 6位
法律 8位 1位

IoTについて新規ビジネスに重要性が高いと思う理由(抜粋)

  • IoTプロジェクトをスタートさせる前提となる要素であるため
  • IoTを活用して、新しい付加価値創出や新しいビジネスモデル変革期待が持てるため
  • 先を見通したIoTシステムの企画を行う上で必要だから
  • IoTは非常に広範囲に及ぶため、確立したビジネスモデルを早急に見出す必要がある
  • サービスビジネス立ち上げをミッションとしている部署のため
  • IoTで収集されるデータのビジネス活用が重要であり、そのビジネス推進のための世界的な動向が肝要であるから
  • どのような価値を生み出せるかが決まる主要因と考えるため
  • どういったサービスを提供するか考える上で重要だから

制度全般についての感想(抜粋)

  • この資格制度自体については大変意味や価値があると思いました。
  • まだまだ勉強が足りないと感じましたので、もっとIOTについて勉強がしたくなる、いい機会でした。
  • 欧米に比べると、まだまだ先進国といえるほどの知識・技術・応用力が足りていないのだなと痛感しました。
  • 制度は、IoT関連知識を体系的に学ぶ好機となり、また客観的な評価を得られるため、いい制度だと思う。
  • この試験がきっかけで、今までの自分が避けていた広い分野に関心を持つことができた。
  • 上記法律、データ分析、機械学習についてはさらに勉強する必要があると思いました。
  • 想像以上に難しかった。各分野を横断した試験のため内容が広範にわたり、試験対策も難しい。ただしそれだけの篩(ふるい)にかける価値は現実的にあると思う。
  • 今回の検定を受けて、実際の必要知識などをもう一度見直すいい機会だなと思いました。ありがとうございました。
  • 普及に期待しています。

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資格Zine編集部(シカクジンヘンシュウブ)

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