「HRMOS評価」は、週次や隔週といった短いスパンで行われる面談「1on1」を通じて行われるフィードバック内容の記録や、能力開発のためのアクションの管理などを日常的に記録するための機能を提供。従業員や組織の状況に応じて、目標を柔軟に変更し、その履歴を残すこともできる。目標・評価データの履歴は一元管理され、データに基づいた判断や業務改善が可能にする。
また、目標設定・評価業務にかかるリマインダー設定・集計作業といった繰り返し業務を自動化。評価におけるオペレーション業務を効率化する。
そのほか、HRMOS採用管理とHRMOS Core(従業員データベース)との連携により、採用した人材がどのように活躍し、高いパフォーマンスを発揮しているかを分析でき、より効果的な採用を実現するという。
ビズリーチ 代表取締役社長の南壮一郎氏は、HRMOS評価を開発した経緯について、自社が抱えていた「業務が変化するスピードと評価するタイミングのギャップ」「(人事評価に関わる)オペレーション業務の負荷」という2つの課題が背景にあると説明。これまで半期に一度実施してきた目標管理・評価では、業務が刻々と変化している中で的確な評価が難しくなっており、これを見直す必要が出てきたことに加え、従業員数が1400名を突破する中で評価業務にかかる負荷が増大していた。これらを解消するために自社向けにHRMOS評価を開発したという。
HRMOS評価は今後、MBOやOKR、360度評価などの評価方法にも対応していく予定。