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HR Techのこころ | #12

Findy――GitHubにあるソースコードからスキル偏差値を算出、日々アルゴリズムを改善し確度の高いマッチングを実現

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 エンジニアに特化したマッチングサービス「Findy」。候補者となるエンジニアがソースコード共有サービスGitHubに公開しているソースコードを解析し、スキル偏差値としてスコア化。採用企業はスキル条件だけでなくスキル偏差値も見て、その人にスカウトを送ることができる。なぜ、このようなサービスを開発し創業するに至ったのか。また、マッチングが成立し採用に至るときのポイントとは何か。会社としてのビジョンとは。Findyを開発するファインディ株式会社 代表取締役 山田裕一朗氏とCTO 佐藤将高氏に話を聞いた。

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企業の成長に最も貢献するのが採用だったから

――ファインディを創業しようと思った理由は何でしょうか。

山田裕一朗氏(以下、山田)::僕は人事やマーケティングの出身ですが、三菱重工で生産技術寄りの仕事をしていたこともあり、エンジニアとコミュニケーションを取ったり、エンジニアと一緒にプロジェクトを運営していったりすることに対して苦手意識がありませんでした。それで起業しようと思ったとき、テクノロジーと人や組織をつなぐサービスを作ろうと思いました。

山田 裕一朗氏
山田 裕一朗(やまだ ゆういちろう)氏
ファインディ株式会社 代表取締役。
同志社大学経済学部卒業。三菱重工業、ボストン コンサルティング グループを経て、創業期のレアジョブ入社。執行役員として人事、マーケティング、ブラジル事業、三井物産との資本業務提携等を担当。その後、ファインディ株式会社を佐藤将高氏とともに創業。

――人材紹介に取り組もうと思ったのはなぜ?

山田:事業の成長に何がいちばん貢献するかというと、成長企業においては確実に採用です。例えば、我々のようなスタートアップも、ソフトバンクみたいな大手も、成長している会社にはやはり常に採用があると思います。採用は事業におけるインパクトが大きく、なおかつそこでミスマッチが一度起きてしまうと取り返しがつきにくく負の面も大きい。だからこそ、我々はテクノロジーの力を使って採用を改善する事業に取り組むことにしました。

――佐藤さんはそのために、エンジニアのスキルを偏差値化するアルゴリズムを開発されたそうですね。それがFindyが提供するサービスの基盤になっている。

佐藤将高氏(以下、佐藤):エンジニアと人事の間にある壁とは何だろうと徹底的に議論したときに、人事側の採用担当者がエンジニアについて、どの人が自社に合うのか分からないというのがいちばんの課題だと思いました。共通の言葉が必要だと感じたのです。そこでスコアという考え方を導入しました。いわゆる偏差値です。高校受験や大学受験は人事も経験しているので、偏差値という言葉なら受け入れてもらえると思ったのです。

佐藤 将高氏
佐藤 将高(さとう まさたか)氏
ファインディ株式会社 CTO。
東京大学 情報理工学系研究科 創造情報学専攻卒業後、グリーに入社。フルスタックエンジニアとして勤務する。ファインディ立ち上げに伴い取締役CTO就任。大学院では、稲葉真理研究室に所属。過去10年分の論文に対し論文間の類似度を、自然言語処理やデータマイニングにより内容の解析を定量的・定性的に行うことで算出する論文を執筆。
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この記事の著者

市古 明典(IT人材ラボ ラボ長)(イチゴ アキノリ)

1972年愛知県生まれ。宝飾店の売り子、辞書専門編集プロダクションの編集者(兼MS Access担当)を経て、2000年に株式会社翔泳社に入社。月刊DBマガジン(休刊)、IT系技術書・資格学習書の編集を担当後、2014年4月より開発者向けWebメディア「CodeZine」の編集に参加。その後、資格学...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

八鍬 悟志(ヤクワ サトシ)

都内の出版社に12年勤めたのちフリーランス・ライターへ。得意ジャンルは労働者の実像に迫るルポルタージュと国内外の紀行文。特にヒンドゥ教の修行僧であるサドゥを追いかけたルポルタージュと、八重山諸島を描いた紀行文には定評がある。20年かけて日本百名山の制覇を目指しているほか、国内外を走るサイクリストとし...

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