リモートワークに移行してから「常に忙しい」「1日会議ばかりしている」という組織管理者の悩みが増えているが、これは「組織業務の全体最適化」がされてないことが根本原因。また、効率化に向けたオンラインツール導入は必須ですが、特定の業務改善だけしても非効率さがかえって増えるという。
リモートワークに対応するには、無駄な調整業務をカットするといった、組織全体の根本業務改善の必要性を同社は説く。こうした課題に対する処方箋として注目されているのが、組織の構造設計に着目し“分業と調整のメカニズム”を用いて、適切な業務の割り振りや、階層・コミュニケーションラインを整えていく「組織デザイン(Organizational Design)」というアプローチだとする。
今回提供を開始したコンサルティングサービスでは、同社の組織デザインコンサルタントがセールス、マーケティング、人事、製品開発、バックオフィスまで、リモートワークで組織運営を行うための軸をつくり、それに基づいた業務プロセス改善からツール導入によるリモートワークへの最適化、組織推進PMまでを行う。具体的には次表にある事項を実施する。
また、リモートワーク化を設計できる部門と、その場合のオペレーションの変更内容については次表のとおり。