企業の採用成功においては、タイムリーで確実な応募者とのコミュニケーションが今や欠かせない。コミュニケーション手段には応募者にとって利便性の高いものが必要となるが、選考連絡などに対する返信率が高いというのがLINEだ。採用活動におけるLINE活用のニーズも高まっているという。
しかし、返信率が高まり、応募者への個別対応が増えれば、採用担当者にかかる負担は増加する。そのため、LINE導入で応募者対応の負荷が高まった場合、採用管理システムにはそれを効率化する仕組みが必要となる。今回の「SONAR ATS」と「LINE公式アカウント」の連携では、その仕組みを提供する。
応募者は、SONAR ATSを利用する企業であれば、LINEからワンクリックでエントリーできる。また、選考に合わせて必要な連絡をLINEで受け取れるほか、会社説明会の予約や適性検査の受検、書類提出などの必要なアクションを、応募者は選考用のマイページへログインせずにLINEから直接行える。
一方で企業も、LINEで“友達”となった応募者の情報とSONAR ATS上の応募者情報が連携することにより、SONAR ATSから各応募者のLINEへ、選考連絡などを送信できる。また、応募者がLINEから実行した会社説明会の予約や書類提出などのアクションも、SONAR ATS上にリアルタイムに反映される。応募者のアクションなどに対し、適切なタイミングで連絡を自動送信する設定も可能で、連絡にかかわる手間やミスを減らせる。
こうして企業とのコミュニケーションをLINEで完結できることは応募者の選考体験の向上につながると、イグナイトアイでは述べている。