Legaseedは、新給与制度「年俸合意書」を8月より全社導入することを発表した。
同制度は、自分がどこまでの成果を出すか目標を決め、その目標を達成した時の給与額を会社側に提案する人事制度。同社は、年次ではなく実力を評価された社員に相応の給与を払いたいという考えにより、1年間のトライアルを経て同制度を導入する。
この制度では、会社側は社員から提案を受け、お互いが納得すれば合意締結がなされる。納得しない場合は話し合い、お互いが納得する目標と給与額をすり合わせる。社員は、「なぜその給与額を設定したのか」という根拠を説明する必要があるため、給与に対する妥当性を自ら考え、自身の市場価値を客観的に捉えることができるというメリットもあるという。
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