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CxOと職種別オンボーディング対談 | #ex2

月2回30人をオンボーディングするLegalForce その仕組みを入社1ヵ月で作った人事パーソン

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 新しい組織でスムーズに活躍してもらうことを目的とし、入社前後に集中的に情報をインプットする「オンボーディング」を行う企業が増えてきた。しかし、企業や部門ごとに様々な定義がなされ、職種によっても適切な手法は異なるようだ。そこで本連載では、幹部人材紹介やタレントシェアリングなどで企業の成長を支援する株式会社BNGパートナーズの岡本勇一氏が、様々な立場でオンボーディングに関わる方々をお迎えし、施策としての考え方や手法、課題感などを伺う中で、効果的なオンボーディングのあり方について探っていく。今回は、リーガルテック領域のベンチャー企業として急成長中である株式会社LegalForceの人事・エンプロイーサクセス課で総務を担う副島司氏にご登場いただいた。

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LegalForceのオンボーディング、2つのゴール

岡本勇一氏(以下、岡本) 急成長中のスタートアップ、特にIPOを目指している会社の場合、人材採用とともに早期の即戦力化は大きな課題の1つです。しかしながら、続々と増える中途社員の人数に対して、管理部門のスタッフが少なく、必ずしも入社後のフォロー体制が整備されていない印象があります。実際、大企業よりも中小企業のほうが約20%も離職率が高いという結果も報告されており[1]、せっかく採用できた人材を十分に活用できていないと言わざるを得ません。

[1]: 厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況

 しかし、御社は従業員数が1年で2.5倍まで急拡大する状況にあっても、入社2ヵ月で即受注が決まる営業担当が誕生するなど、組織規模の拡大と人材の即戦力化を実現しているとお聞きします。そこで、御社がどのように入社後の早期活躍を支援しているのか、お聞かせいただければと思います。

副島司氏(以下、副島) 当社では、2019年8月から、オンボーディングについては2つのゴールを定めて実施しています。1つ目は、就業当日に受けていただくプログラムで、2日目以降に問題なく出社して仕事を始められるようになることがゴールです。そして2つ目は、約1ヵ月を目処に、会社やプロダクトについての理解を深め、それぞれが配属先で活躍できる土壌を作ることをゴールとしています。

岡本 まずは、就業当日のオンボーディングについて、どのようなことをされるのですか。

副島 入社は月に2回で、当社で一番大きい70名用の会議室に各回30名ほどを集めて、座学でのプログラムを行っています。業務で使用するパソコンの用意に始まり、オフィスルールの説明、入館カードの配布、人事マスターへの情報登録、Slackなどのコミュニケーションツールの設定などを行います。ここまでは雇用形態に関係なく同じ内容で、だいたい13時には終わります。お昼休憩をはさんで正社員と契約社員の方は引き続き、勤怠管理や就業規則などについての説明を受けていただきます。

副島 司氏
副島 司(そえじま つかさ)氏
株式会社LegalForce 人事・エンプロイーサクセス課
アミューズメント会社で店舗開発や管理部全般を担当。出版業界の管理部と編集者を経験した後、2019年7月1日にLegalForceにジョイン。現在はLegalForceでオンボーディングをはじめとした総務業務を担当。

岡本 まるで入社キットのようです。でも、月2回30人ものオンボーディングとは、年中忙しいですね。御社の急成長ぶりを感じさせます。そしてもう1つの1ヵ月間のオンボーディングはどんなことを行うのですか。

副島 社内組織や自社サービスなどについて理解を深めていただく、また就業する上で必要な知識を身に付けていただくためのプログラムを行っています。

 まず「基礎オンボーディング」という、セキュリティやハラスメント、コンプライアンスなどに関するプログラムについては、すべての雇用形態の方に受けていただきます。従業員にとってどんなことが不利益となるのか、不当だと感じたときにどこに相談すべきかが分かる内容になっています。当然、加害者になることもあるので、どういうことがNGなのか、目線合わせが目的です。具体的には、まず動画を見て、それからテストを受けて理解度を確認するというやり方をしています。

 さらには、部門間を越えた連携を強めることを目的とした「企業理解オンボーディング」というプログラムを設けています。当社はリーガルテックという新しい領域に挑戦していることから、全社一丸となって市場を開拓していく必要があります。必ずしも詳細な法務知識が必要というわけではありませんが、営業は開発、開発は営業のそれぞれの仕事が理解できていなければ、シナジーは生まれません。そのため、企業理解オンボーディングを通じて、1枠30分単位で7部門長が順に、自身の部の業務やその目的などについて直接話す機会を設けています。年12回は行うので、プレゼンテーションも資料もかなりブラッシュアップされています。

 この他にも、「プロダクト」についてのプログラムでは、それぞれのメンバーが人に説明できるレベルになるまで、実際に製品に触れながら学んでいきます。また、開発本部長自らが行う「SaaSビジネスオンボーディング」というプログラムでは、異業種から来られた方を意識してSaaSビジネスの仕組みや特徴などを紹介します。座学やレクチャーだけではなく、ワーク型を導入しており、「SaaSについて思いつくことを書き出してみよう」という問いから始まって、ワイワイ楽しみながらやってますね。コロナ禍もあり、現在はオンラインでやっていますが、毎回かなり盛り上がっています。だいたいここまでで1ヵ月というところですね。

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この記事の著者

伊藤 真美(イトウ マミ)

エディター&ライター。児童書、雑誌や書籍、企業出版物、PRやプロモーションツールの制作などを経て独立。ライティング、コンテンツディレクションの他、広報PR・マーケティングのプランニングも行なう。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

OGURA(オグラ)

フリーランスフォトグラファー

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://hrzine.jp/article/detail/4105 2022/07/13 08:00

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