ファンベースの採用やオンボーディングとはどのような取り組みか——。幹部人材紹介やタレントシェアリングなどで企業の成長を支援する株式会社BNGパートナーズの岡本勇一氏が、さまざまな立場でオンボーディングに関わる方々をお迎えし、施策としての考え方や手法、課題感などを伺う中で、効果的なオンボーディングのあり方について探っていく本連載。今回は、人々が好きや夢中でつながるファン経済圏の実現を目指すWeb3スタートアップの株式会社GaudiyでHR/PRを務める山本花香氏に、オンボーディングに先立つ採用からお話を伺った。
ファン国家の実現に向けてHR/PRが果たす役割とは
岡本勇一氏(以下、岡本) 採用とオンボーディングの話に入る前に、まずはGaudiyが目指す「ファン国家」の概念について、簡単に教えていただけますか。
山本花香氏(以下、山本) GaudiyはWeb3領域のスタートアップで、5月に創業6周年を迎えます。そんな私たちが目指している「ファン国家」とは、自分の“好きなこと”や“夢中になれること”で生計が成り立つ社会のことです。それを実現するにはコミュニティと金融の両方が必要になってくるので、「Gaudiy Fanlink」というコミュニティプラットフォームと「Gaudiy Financial Labs」という金融事業の2つを展開しています。
山本 花香(やまもと はなか)氏
HR/PR
新卒で住友商事に入社、国際貿易業務に従事した後、ベンチャー企業へ転職。2019年よりWebメディア「SELECK」の編集長を務める。2021年にGaudiy入社。人事・広報領域の立ち上げ、組織拡大をリード。現在はHR/PR責任者としてコーポレートコミュニケーション領域を管掌。
岡本 ファン国家というのは、単にファンが集まったコミュニティとは異なるのですよね。
山本 そうですね。端的にいえば、“価値共創と価値分配を伴ったコミュニティ”がファン国家であると定義しています。ただ人々が集まるだけでなく、コミュニティに集う人たちが貢献することで、ちゃんとリターンが得られて、生活もできるようになる。たとえば、ガンダム好きな人が、ガンダム国家でガンプラ職人として生きていけるような世界観ですね。
岡本 なるほど、よく分かりました。ところで、山本さんが所属されているHR/PRのチームでは、どんなミッションをお持ちなんですか。
山本 私たちのミッションは、社内外のGaudiyファンを増やして、その人たちの熱量を高めることで、事業や組織の成長に資することです。主な役割は採用・PR・組織開発の3つです。また、正社員約90名のうち7名がHR/PRに属しており、この規模のスタートアップにしては、かなり大きなリソースを割いているほうではないかと思います。事業を推進するにはお金も人も集めなければなりませんから、HR/PRは弊社代表の石川(裕也氏)がかなり重要視しているものの1つですね。
岡本 勇一(おかもと ゆういち)氏
株式会社BNGパートナーズ 執行役員
2014年入社。以降、トップセールスや事業部長としてベンチャー企業領域におけるエグゼクティブサーチ事業を管掌し、2017年3月より執行役員に就任。エグゼクティブサーチ事業部部長を兼務し、全社サービスの向上と経営体制の強化に努める。
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- この記事の著者
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野本 纏花(ノモト マドカ)
フリーライター。IT系企業のマーケティング担当を経て2010年8月からMarkeZine(翔泳社)にてライター業を開始。2011年1月からWriting&Marketing Company 518Lab(コトバラボ)として独立。共著に『ひとつ上のFacebookマネジメント術~情報収集・人脈づくり・セルフブランディ...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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北浦 汐見(キタウラ シオミ)
都内のスタジオに勤務後独立。ポートレート、取材、料理撮影等、都内を中心に活動中。
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