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HRzine Day 2022 Summer セッションレポート | #4(AD)

自立自走型DX人材を育てるギブリーの新人研修 ビジネス創造力まで身に付く3つのポイント

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スキルを可視化すれば、習熟度合いに応じた打ち手が見えてくる

1. スキル階層別研修によるデジタルスキルの向上

 ギブリーが提供するDX人材の採用・育成・評価のためのHRプラットフォーム「Track」には、オンラインでスキルのアセスメントができる機能が備わっている。このアセスメントを入社前(研修実施前)、研修期間中、研修終了後の3回行うことで、スキル差を可視化し、一人ひとりのスキルに応じたプログラムを提供できるのだ。

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 ここで重要なのは、HTML・CSS・JavaScript・Javaなどのテクニカルスキルだけでなく、自立自走するために必要なヒューマンスキル(対人関係能力など)やコンセプチュアルスキル(課題発見能力・論理的解決力など)も合わせて測ることができる点だ。例えば、自立自走する力が弱い研修生は、自ら問いを立てる能力が欠けている。そこで、長文の設問を読ませ、それに対する質問を考えさせるような問題を提示して、非テクニカルスキルの高低を計測する。

 なお、テクニカルスキルを測る問題では、選択式のクイズに加え、実際に何らかのプログラミング言語を用いたコーディングをさせる問題もあり、実践でどこまで対応できるのか、真の技術力を事前に把握できるようになっている。

 新田氏は、テクニカルスキルのスコアと非テクニカルスキルのスコアをマッピングした散布図を示しながら、「おもしろいことに、テクニカルスキルと非テクニカルスキルの間に相関関係はないと分かっている。この散布図を4分割した上で、それぞれに応じた研修設計を行うことが有効だ」と説き、以下の4つにまとめた。

テクニカルスコア【高】×非テクニカルスコア【高】=ハイスペック層
ポテンシャル層に教えることで、自身の技術力に磨きをかけながら、チーム全体で課題解決に挑戦させるのが効果的。
テクニカルスコア【低】×非テクニカルスコア【高】=ポテンシャル層
ハイスペック層とのペアワークなどを通じて、自らどんどんスキルアップを図れる状態にしていく。
テクニカルスコア【低】×非テクニカルスコア【低】=フォローアップ層
最も入念に、補講やフォローを行っていくべき対象。
テクニカルスコア【高】×非テクニカルスコア【低】=スペシャリスト層
より専門性を高められるオプションのカリキュラムを提供することで、さらにテクニカルスコアを上げていく。
[画像クリックで拡大表示]

 実際に、このスキル階層別研修を行っているのがNTTデータである。NTTデータでは1200名の文理入り混じった新人研修を行う必要があるが、スキルの差が激しく、満足のいく習熟度が得られていないという課題があった。そこで、ギブリーのスキルチェックに基づくスキル階層別研修に切り替えたところ、全体の習熟度が大きく上昇する結果となったという。同時に、約20名分の講師・オペレーターコストの削減につながるという効果も得られた。

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自立自走からビジネス創造へとつなげるには

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この記事の著者

野本 纏花(ノモト マドカ)

フリーライター。IT系企業のマーケティング担当を経て2010年8月からMarkeZine(翔泳社)にてライター業を開始。2011年1月からWriting&Marketing Company 518Lab(コトバラボ)として独立。共著に『ひとつ上のFacebookマネジメント術~情報収集・人脈づくり・...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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https://hrzine.jp/article/detail/4213 2022/09/20 10:00

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