iCAREは、同社が提供する健康管理システム「Carely(ケアリィ)」にて、新たに「休復職管理機能」をリリースする。
Carelyは、人事労務・産業保健スタッフのための健康管理システム。今回提供する「休復職管理機能」では、クラウドシステム上で従業員の休職期間・事由などの情報管理、診断書の提出期限などの業務管理が行える。加えて、情報の共有範囲や連絡手段が異なる人事労務・産業保健スタッフ・所属長などの関係者間がCarelyを通じて安全に情報連携できるようになる。
機能の詳細は次のとおり。
1.情報管理
- 休職(就業制限)期間・休職(就業制限)事由の登録、就業状態の自動反映・最新化
- 休職(就業制限)の履歴管理
- csv一括アップロード・ダウンロード
2.業務管理
- 診断書・提出期限の設定
- 提出期限が近づくとアラートする機能
3.関係者間の情報共有
- 関係者の登録
- CCメール送信機能搭載
4.プライベートアドレス確認
- プライベートアドレスの設定状況を確認 [1]
今後は導入企業から要望の多いタスク管理やリマインド機能などの実装を予定している。
注
[1]: 従業員側から私用アドレスを設定できる機能。個人情報保護の観点により、設定したアドレスを本人以外が確認することはできない。
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