学情は、2024年3月卒業予定の大学生・大学院生を対象に、「内々定の獲得状況」についてインターネットアンケートを実施した。
8月末時点の内々定率は約9割
2024年卒業予定の学生の8月末時点の内々定率は90.6%で、前月比+4.5ポイントと伸長した。7月末の調査では前月から1.7ポイントの微増であったが、内定式を1ヵ月後に控えて内々定出しが加速していることが分かる。
文理別では、文系が88.2%で前月比+6.8ポイントと大きく伸びた。これに対し、理系は前月と同じ95.2%で頭打ちしている。
就職活動中の学生は4人に1人
就職活動をしている学生は25.8%と前月から5.3ポイント減り、内々定を獲得して就活を終了した学生は73.9%となった。4人に3人が就職活動を終了していることが分かる。
なお、同調査の概要は次のとおり。
- 調査期間:2023年8月24日~8月31日
- 調査機関:株式会社学情
- 調査対象:2024年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生
- 有効回答数:425件
- 調査方法:インターネットでのアンケート調査
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