SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

HRzine Day(エイチアールジン・デイ)は、人が活き会社が成長する人事のWebマガジン「HRzine」が主催するイベントです。毎回、人事の重要課題を1つテーマに設定し、識者やエキスパードが持つ知見・経験を、参加者のみなさんと共有しています。

直近開催のイベントはこちら!

HRzine×SmartHR 人材・組織活性化フォーラム

2024年12月6日(金)13:00~15:30

主要製品スペック一覧

人事業務の効率・確度・精度を高めるために欠かせないHRテクノロジー。その主な製品の機能を分野ごとに比較できる資料群です。製品検討の参考資料としてご活用ください。

eラーニング・LMS<br>主要製品スペック一覧 2024

eラーニング・LMS
主要製品スペック一覧 2024

その他のスペック一覧

人事労務管理システム<br>主要製品スペック一覧 2023

人事労務管理システム
主要製品スペック一覧 2023

タレントマネジメントシステム<br>主要製品スペック一覧 2023

タレントマネジメントシステム
主要製品スペック一覧 2023

HRzineニュース

人材育成の課題は「次世代リーダー層の人材不足」、「コア人材の流出」など順位上げる―日本経営協会調べ

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena

 日本経営協会は、2024年1月29日~2月1日の期間で定点調査である「NOMA人材開発調査」を実施し、『人材白書2023』を刊行した。同調査は公益目的事業として実施し、白書全文をホームページ上で公開しているという。

人材開発部門はスタッフの人数が大きく増加

 人材開発を担当する部署の有無については、約8割があると回答している(担当部署がある:48.6%、兼務している部署がある:31.3%)。該当部署のスタッフ数は14.0人で、前回調査(2018)の6.6人から大きく増加した。

図表4
[画像クリックで拡大表示]

人材育成の目標は「即戦力」「プロフェッショナル」「スペシャリスト」の育成が順位を上げた

 人材開発の目標については「長期的・計画的な人材の育成」「次世代リーダーの育成」が上位2つで、前回結果と同様である。コロナ前からの変化は「即戦力となる人材の育成(前回7→3位)」「プロフェッショナルの育成(前回8→4位)」「スペシャリストの育成(前回10→6位)」となった。教育ニーズの変化がうかがえる。

図表5
[画像クリックで拡大表示]
図表6
[画像クリックで拡大表示]

人材育成の課題では「若手社(職)員の定着率の低さ」「コア人材の流出」が順位を上げる

 人材開発において直面している問題については「次世代リーダー層の人材不足」「管理職の人材不足」「優良人材の採用が困難」の3つが上位となっており、前回同様である。コロナ前からの変化は「若手社(職)員の定着率の低さ(前回7→4位)」「コア人材の流出(前回11→6位)」が大きく順位を上げている。

図表8
[画像クリックで拡大表示]
図表9
[画像クリックで拡大表示]

研修時間はコロナ前と比較すると増減が二極化している

 働き方改革やWLBと研修の変化についての質問では「1回あたりの研修時間が減少している(1位)」「1回あたりの研修時間が増加している(4位)」と研修時間の増減が上位となった。

図表23
[画像クリックで拡大表示]

コロナ渦を経てオンライン研修は増加、課題は急速な変化への対応によるものが上位になる

 オンラインによる教育・研修についてコロナ前(2019年12月以前)と比較すると、7割以上が「増えた」と回答。オンライン教育に関しての課題については「受講者が真剣に取り組んでいるかどうかの確認が難しい」「機材や施設、通信ツール、受講場所などの環境整備に費用がかかる」「通信環境、アクセス、機器などのトラブルが多い」が上位となっている。

図表46
[画像クリックで拡大表示]

人手不足は「技術職・研究職」が5割を超える

 人手不足の状況に関しては約8割の人手不足を感じている。職種別では「技術職・研究職」が最も高い。

離職防止策は「WLBの推進」がトップ、前回調査から給与体系(賃上げ含む)が11→3位と大幅に順位を上げる

 社員の定着と離職防止策については「WLBの推進(1位)」「福利厚生の充実(2位)」は前回同様となったが、「高い給与体系の維持(賃上げを含む)(前回11→3位)」と大きく順位を上げた。

図表74
[画像クリックで拡大表示]
図表75
[画像クリックで拡大表示]

 なお、同調査の概要は次のとおり。

  • 調査手法:インターネット
  • 調査期間:2024年1月29日~2月1日
  • 調査対象者:民間企業、政府・官公庁・行政・自治体733社(団体)
  • 有効回答:733社(団体)
  • 監修・協力:木下潔氏(東洋大学 経営学研究科 特任教授)

【関連記事】
360度評価は6割の企業が導入 活用目的は「人材開発」がトップで「ハラスメント対応」が昨対約2割増加—シーベース調べ
DX推進に向けた人事戦略・人材開発を支援する「タレントトランスフォーメーションサービス」強化―Modis
DX人材開発プラットフォームを提供開始、DX人材育成を加速―豆蔵

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena
関連リンク
HRzineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

HRzine編集部(エイチアールジンヘンシュウブ)

労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事をシェア

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena
HRzine
https://hrzine.jp/article/detail/5627 2024/04/04 15:00

Special Contents

AD

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

HRzine Day(エイチアールジン・デイ)は、人が活き会社が成長する人事のWebマガジン「HRzine」が主催するイベントです。毎回、人事の重要課題を1つテーマに設定し、識者やエキスパードが持つ知見・経験を、参加者のみなさんと共有しています。

2024年12月6日(金)13:00~15:30

イベントカレンダーを見る

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング