パーソルワークスデザインは、退職予定者への面談とサーベイにより退職要因を可視化するエグジットサーベイサービス「退職のホンネ」を提供開始する。
退職を企業と個人の双方にとって前向きなものに変えていくためには実態の把握と分析が重要だという同社。同サービスでは、退職予定の従業員へのインタビューとサーベイで得た退職予定者の声と市場データを比較し、組織課題の洗い出しを支援するという。
サービスの特徴は以下のとおり。
アバター心理師による退職の本音を引き出すインタビュー
同社が提供するアバター心理支援サービス「KATAruru」を活用してインタビューを実施。インタビューはこころの専門家である心理師が第三者として実施し、退職予定者の話を傾聴・深堀して整理し、真の退職理由を引き出すという。また、アバターを用いることで、秘匿性を保ちリラックスして対話に集中でき、本音を語りやすい環境を作るとしている。
退職予定者の声を数値化して「見える化」するサーベイ
インタビューで退職予定者が自身の気持ちや考えを整理できた後にサーベイを実施。サーベイを通して退職予定者の本音や入退職時における企業の印象の変化、退職予定者の傾向を数値化する。退職の理由を面談担当者に属人化させず、データとして人事部門で共有できるという。
自社傾向の把握や市場比較ができる分析レポート
インタビューとサーベイの情報を集計・分析し、レポートを作成。退職理由と属性情報をクロス分析することで、自社の傾向や特徴を把握できる。また、退職理由を市場調査結果と比較することも可能だとしている。
【関連記事】
・退職検討者の不満・悩みは「自身のキャリアの将来性」が最多 「給与・賞与」を上回る—ビズリーチ調べ
・退職代行サービスの利用者の6割が「上司が話しやすければ使わなかった」と回答—エン・ジャパン調べ
・前向きな退職理由を会社に伝えた人の7割が実は「ストレス」が原因で退職、半数以上が相談できず―マイシェルパ調べ