スタートアップエコシステム協会が運営する「Startup Culture Lab.」は、Almohaと共同で、自律的に成長する組織をつくる組織カルチャー診断「WEALL Culture Survey(ウィオール・カルチャーサーベイ)」を提供開始した。
WEALL Culture Surveyは、従業員がアンケートに答えるだけで組織ごとのカルチャーをリアルタイムで自動集計し、組織課題を分析・可視化することで、課題に直結した組織施策を提示するプラットフォーム。事業の急成長を前提としたスタートアップの研究に基づいて、自律的に成長する組織カルチャーを独自に定義している。
WEALL Culture Surveyでは、4Eモデルが定義する「12の目指す組織像」をもとに、カルチャースコアが算出されるという。
サービスの特徴は次のとおり。
- 従業員サーベイを最短5分で開始:会社情報、分析タイプ、回答締め切り日を設定するだけで、サーベイを始められる
- 少ない設問数で、回答時間はわずか10分:設問は、カルチャーを図る36問と、エンゲージメントを図る3問、定性コメント2問の41問のみで、回答にかかる時間は10分以内。スマホからも回答ができる
- 組織の強みと弱みが一目瞭然:回答結果を集計後、分析結果が表示される。組織に関する論点を網羅的に抑え、強みと弱みを可視化する
- 多様なチームでも、属性別の分析が可能:人材マスタデータとの連携が可能。部署別や役職別など、さまざまな属性での比較ができる
- 課題と人事施策が直結し、改善に取り組める:理想の自律型組織像に基づく設問設計。複雑な分析をしなくても、取り組む人事施策が明確になる
主な機能は次のとおり。
- 分析結果PDFダウンロード
- 過去との時系列比較
- ベンチマークとの比較
- 多言語対応(英語)
なお、同サービスは、東京都の多様な主体によるスタートアップ支援展開事業 「TOKYO SUTEAM」の協定事業となっており、該当企業には期間限定で無料提供されるとのことだ。
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