学情は、企業・団体の人事担当者を対象に「カジュアル面談」についてインターネットアンケートを実施した。
キャリア採用で「カジュアル面談」を実施している企業が半数超に
キャリア採用において、カジュアル面談を「実施している」と回答した企業は52.4%で半数を占めた。2024年調査と比較すると、「実施している」が15.7ポイントも増えており、この1年でキャリア採用におけるカジュアル面談の実施が普及したことが分かる。


カジュアル面談に期待する効果は「ミスマッチの防止」が最多
カジュアル面談に期待する効果については、「ミスマッチの防止」が72.8%で最多となり、次いで「志望意欲の醸成」が47.0%、「応募数を増やす」が41.4%と続いた。

カジュアル面談で意識することは「面接のような雰囲気にならないようにする」
カジュアル面談の際に意識していること・意識しようと思っていることを聞いたところ、「面接のような雰囲気にならないようにする」が73.1%で最も多く、次いで「なるべく緊張を和らげるようにする」が64.6%、「いいところだけでなく、課題もありのまま伝えるようにする」が51.5%と続いた。

なお、調査の概要は次のとおり。
- 調査期間:2025年3月24日~4月16日
- 調査対象:企業・団体の人事担当者
- 有効回答数:338社
- 調査方法:Web上でのアンケート調査
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