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キャリアの比較対象は同期・社内の同僚が最多、約半数が「モチベーション低下」に直結—エンセッション調べ

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 エンセッションは、キャリアに悩む社会人を対象に「比較」をテーマとしたアンケート調査を実施した。

比較対象は「同級生・同期」「社内の同僚」が中心

 比較の対象になったのは誰かという設問では、「学生時代の同級生・同期」が35.0%で最多となり、次いで「社内の同僚」が30.4%、「元同僚・前職の同僚」が15.0%と続いた。最も身近な存在との比較が、キャリアの迷いの出発点となっている実態が浮かび上がった。

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比較されるのは「年収」「スキル」「生活の充実度」

 何を比較してモヤモヤを感じたか質問したところ、「年収・待遇」が39.6%で最も多く、次いで「生活の充実度」が31.1%、「スキル・能力」が30.0%と続いた。収入やスキルといった仕事上の尺度に加え、私生活の充実度までが比べられる時代になっており、モヤモヤを増幅させている様子がうかがえる。

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比較はモチベーション低下に直結

 比較によるモヤモヤがモチベーションに与えた影響を聞くと、「大きく下がった」「少し下がった」を合わせて、約半数が「低下」と回答した。一方で、「モチベーションが上がった」と答えた人は1割強にとどまり、比較がポジティブに働くケースはごく少数に限られることが示された。

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比較のモヤモヤ解消法は「人とのつながり」と「自分の時間」

 モヤモヤ解消やモチベーション回復のために行ったことでは、「家族との時間」といった人とのつながりや、「趣味や運動に打ち込む」といった自分の時間を大切にする行動が多く挙げられた。一方で、キャリアに直結する取り組みも一定数存在し、解消法は人によって異なる。比較に振り回されないためには、自分に合ったバランスを探ることが求められるという。

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モヤモヤ解消に必要なのは「プライベート」「現職改善」「外への挑戦」

 今後のキャリアにおいて比較によるモヤモヤを減らすために必要なことでは、「現職の中での改善(評価や給与の改善、役割の拡大、部署異動など)」「外のフィールドへの挑戦(スキルアップ、副業、独立、転職など)」「キャリアとは直接関わらない環境づくり(人間関係の改善、メンター・コーチの存在など)」といった3つの方向に分かれた。

 いずれか1つに偏るのではなく、複数の方向性が同時に存在していることが特徴的である。モヤモヤの解消策は一律ではなく、多様な視点から捉えられていることがうかがえる。

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優先度のトップは「プライベート」、2段構えのキャリア戦略

 前問の中で最も優先度が高いものを1つに絞ってもらうと、「プライベート時間の充実」が21.4%で最多となり、次いで「評価や給与の改善」が16.8%と続いた。人々が重視しているのは、生活の安定と職場での承認という2本柱だと分かる。

 一方で、複数回答では上位だった「資格取得やスキルアップ」は後退し、「転職」「副業」といった外向きの選択肢が相対的に存在感を増した。まずは現職で変化を求め、それがかなわなければ外へ出る、そんな2段構えのキャリア戦略が浮かび上がった。

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 なお、調査の概要は次のとおり。

  • 調査名:キャリアに関する悩みのアンケート
  • 調査対象:全国の社会人280名(20〜50代)
  • 調査時期:2025年8月
  • 調査方法:インターネット調査(複数回答あり)

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