アクシスコンサルティングは、2026年9月に実施した「AI時代の企業が求める人材像に関する実態調査」の結果を発表した。今後さらに重視したい能力・経験は「AI×創造性」が21.9%で最多。「AI×課題設定・課題解決力」21.1%、「AI×専門知識・専門性」18.8%が続き、いずれも「AIの実務活用力」17.7%を上回った。
現在重視している能力・経験では「AIの実務活用力」が33.3%で最多。「AI×課題設定・課題解決力」22.8%、「AI×専門知識・専門性」22.5%、「AI×業界・顧客理解」21.5%と続いた。現在と今後の比較では、「AI×創造性」が10.5%から21.9%、「AI×意思決定力」が10.5%から14.7%、「AI×新規事業・企画経験」が7.6%から12.8%となった。
勤務先のAI活用状況別に見ると、全社的にAI活用を推進している企業では今後重視する能力として「AI×創造性」31.2%、「AI×課題設定・課題解決力」29.3%、「AI×専門知識・専門性」28.8%。個人利用は認められているものの全社・一部部署での推進に至っていない企業では、それぞれ11.5%、14.7%、14.7%にとどまった。なお、同社はこの結果について因果関係を示すものではないとしている。
採用選考で候補者のAI活用経験・スキルを確認しているかについては、「職種によって確認している」33.3%、「必要に応じて確認している」18.2%、「必ず確認している」16.8%で、合計68.3%が何らかの形で確認。「確認していない」は28.5%だった。
「AIを活用できる人材」と判断する水準は、「AIを活用して成果を出せる」が30.7%で最多。「日常業務で継続的に活用できる」26.2%、「基本的なツール利用ができる」10.0%、「業務改善・仕組み化ができる」9.6%、「組織・事業の変革を推進できる」2.6%と続いた。「定義していない」は20.7%。
生成AIの普及による採用要件・選考基準の変化については、「大きく変化した」14.8%、「ある程度変化した」42.0%で、合わせて56.8%が「変化している」と回答。「あまり変化していない」は27.8%、「まったく変化していない」は10.0%だった。
調査は2026年9月18日~19日、インターネットで実施。対象は全国の20~60代の就業者のうち、課長級以上で人材・組織戦略の策定や採用要件の策定、選考・面接などに関与する人で、有効回答数は648名。
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