「THE世界大学ランキング日本版」は、2016年に締結されたベネッセグループと『タイムズ・ハイヤー・エデュケーション』との業務提携契約に基づいて作成されており、今回が3回目となる。
世界版のランキングでは「研究力」を軸に据えているが、日本版ランキングでは日本の教育事情により即した形で大学の魅力や特性が表れるよう、大学の「教育力」を測る設計となっている。
ランキングの指標は「教育リソース」「教育充実度」「教育成果」「国際性」の4分野で構成されており、学生の学びの質や成長性に焦点を当てる。
「THE世界大学ランキング日本版2019」の総合ランキングでは、2018年に続き京都大学が1位となり、2位に東京大学(昨年同率1位)、3位に東北大学(昨年3位)、4位に九州大学(昨年5位)、同率5位に北海道大学(昨年6位)と名古屋大学(昨年7位)がランクインした。
分野別ランキングでは、「教育リソース」で東京大学(昨年1位)が、「教育充実度」で国際教養大学(昨年1位)が、「教育成果」で京都大学(昨年2位)が、「国際性」で国際教養大学(昨年1位)が、それぞれ1位となっている。