「PHP7技術者認定初級試験」は、「PHP5.6」が2018年12月31日にセキュリティサポートが期限切れとなり、今後は「PHP7」が主流となっていくことから、「PHP7」をマスターした技術者をより多く輩出するべく実施される。
試験は、設問数が40問、出題形式は選択式(複数または単一選択)、試験時間は1時間で、7割正解が合格ラインとなる。試験問題の作成は、PHP技術者認定機構の顧問を務める古庄道明氏が担当しており、主教材は『初めてのPHP』(オライリー・ジャパン刊)。
出題範囲と出題数は以下の通り。
- PHPの特徴(2問)
- テキストと数の操作(3問)
- ロジック:判定と繰り返し(2問)
- データのグループ:配列の操作(3問)
- ロジックのグループ:関数とファイル(3問)
- データとロジックの結合:オブジェクトの操作(2問)
- ユーザとの情報交換:Webフォームの作成(4問)
- 情報の保存:データベース(4問)
- ファイルの操作(2問)
- ユーザの記憶:クッキーとセッション(2問)
- 他のWebサイトやサービスとのやり取り(2問)
- デバッグ(2問)
- テスト:プログラムが正しく動作するようにする(2問)
- ソフトウェア開発で心得ておきたいこと(1問)
- 日付と時刻(1問)
- パッケージ管理(1問)
- メールの送信(1問)
- フレームワーク(1問)
- コマンドラインPHP(1問)
- 国際化とローカライゼーション(1問)
試験会場は全国のオデッセイコミュニケーションズCBTテストセンターで、5月7日からほぼ1年中試験を実施する予定となっている。税別の受験料金は1万2000円で、学生および教職員は50%オフで受験できる。
また、試験センター委託先をプロメトリック社からオデッセイコミュニケーションへ移行するのに伴い、中断されていた「PHP5技術者認定上級/準上級試験」も、5月7日より試験が再開される。