「2020年卒 マイナビ学生就職モニター調査 4月の活動状況」は、2020年卒業予定の大学4年生および大学院2年生のモニター会員を対象に、4月24日~30日の期間に実施しており、2244名(文系男子415名、文系女子570名、理系男子648名、理系女子611名)から有効回答を得ている。
調査対象者のうち、最終面接を受けた学生は45.8%(前年同月比4.5ポイント増)、内々定を受けた学生は35.9%(前年同月比6.0ポイント増)だった。4月中に入社予定先を決め、就職活動を終了した学生は14.1%(前年同月比3.5ポイント増)で、前年よりも選考が早く進んでいる学生が多い。
4月末時点での第一志望企業の選考状況について、「面接以降の段階」まで進んでいる学生は58.1%(前月比31.3ポイント増)で、理系男子は69.4%、理系女子は67.4%と、理系学生は進捗が早い。
内々定先企業のインターンシップに参加した割合は56.9%で、入社予定先企業については63.1%に達している。
インターンシップの参加時期は、内々定先企業と入社予定先企業ともに2月(内々定先が18.7%、入社予定先が21.0%)が最多で、8月(内々定先が11.3%、入社予定先が15.0%)がそれに続き、学校の長期休暇期間を利用してインターンシップに参加している学生が多いことがうかがえる。