同調査は、全国の主要企業11865社を対象に、5月8日~14日の期間に実施され、2020年度の新卒採用を予定している1097社から回答を得ている。
おもな内容は以下の通り。
- 2020年卒採用見込み
- 現時点での採用活動の感触
- 現時点での学生の反応(前年との比較)
- 本選考の母集団形成状況(想定との比較)
- プレ期に実施した施策/効果を感じている施策
- ここまでの採用活動での課題
- 選考(面接)開始時期
- 内定出し開始時期・・・図表4
- 採用活動への危機感
- 2021年卒採用で注力したいこと
- 2021年卒採用活動の時期
- 2022年卒以降の新卒一括採用見直しの動きについて
- 見直しが進められた場合、今後取り組みたい・強化したいもの
2020年卒の採用見込み数を、2019年と比べて増やすかどうかを尋ねたところ、「増やす」が29.0%、「減らす」が9.8%となり、採用数の増加傾向が鮮明となっている。
しかし、現時点での採用活動の感触については、「順調」の合計が25.0%に対し、「苦戦」の合計が48.0%になっている。ただ、業種別の回答におけるIT関連企業の採用活動の感触は、「順調」の合計が3割台と比較的高い。
そのほか、ここまでの採用活動での課題や、内定出し開始時期、2022年卒以降の新卒一括採用見直しの動きについてについては、以下の結果となっている。これら以外の調査結果については、「2020年卒向け採用活動の現状や感触などについての調査結果」(PDF)を参照のこと。