アトラエは、組織のカルチャーを可視化する新サービス「Wevox Organizational Culture(Wevox組織カルチャー)」の提供を開始した。
同サービスの機能は以下のとおり。
- 組織カルチャーサーベイ
Wevox独自の研究調査により、組織カルチャーを8つの因子に分類。8つそれぞれのデータ分布に基づき組織カルチャーをモデル化。これにより、組織内で共通認識が取れている「組織カルチャー」と、事業部署内で共通認識が取れている事業の特性に寄った「サブカルチャー」が分かる。各因子の優先度を相対的に回答する仕組みにより、組織ごとに優先される行動パターンが特定でき、理想のカルチャーと現在のカルチャーとのギャップを組織全体や縦横の組織・チームごとに数値化する。
- 分析レポート
下記4点の組み合わせで結果をレポートする。
- 対象:現場と経営層
- 時間軸:現在と未来
現場組織の各層が現在感じている組織カルチャーと、経営層が理想とする未来の組織カルチャーとのギャップを適切に把握することで、本来称賛されるべき行動(理想とされる組織カルチャー)を適切に称賛し「組織の必勝パターン」としていくマネジメントが可能。
なお、組織カルチャーとは、企業や従業員が意識的または無意識的に共有している独特の価値観や企業規範、前提条件・ルール、それらに伴う言動やパーパスなどのこと。同社は、組織カルチャーがどの組織階層で合意しているのか、どこで合意できていないのかといった「コンセンサスの可視化」機能も開発中だという。
【関連記事】
・組織のチームワーク向上を助ける無料診断ツールをリリース、メンバーの「特性」を4タイプに分類―スコラ・コンサルト
・「ラフールサーベイ」が「カオナビ」とAPI連携を開始、組織改善を後押し
・企業文化や組織の力・健康状態を可視化するサービスをリリース―BUSINESS-ALLIANCE